こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
夜は地元・王子本町2丁目の盆踊り練習会へ。残念ながら東京五輪音頭は導入されず…!しかしなかなかここでしか踊れない渋い曲もありますので、本番(8月3日〜5日)は張り切って踊りますよー^ ^ pic.twitter.com/3sIih8gl7P
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) July 24, 2018
暑さ真っ盛りの毎日、なかなか議会中はできない支援者宅へのご挨拶や、盆踊り練習会への出席などを行っています。
さて本日は、都政の定点観測を唯一行っているJX通信社の最新世論調査が発表されました。
書きました。>首都大学東京「改名」に賛成43.8%、反対を上回る=JX通信社 東京都内世論調査(米重克洋) – Y!ニュース https://t.co/H7D5EmXYf7
— 米重 克洋 (@kyoneshige) July 24, 2018
小池知事の支持率は約55%、前回調査から約1ポイント増となっており、都道府県知事としては決して高い数値とは言えないものの、中位安定していると見ることができます。
我が国の選挙においてはとにかく現職が有利なだけに、この数字だけで判断すれば小池知事が二期目再選する可能性は十分にありえると思われます。
特に政敵・自民党が対抗馬を立てた場合、いわゆる「保守分裂」となって革新系候補に間隙を縫われる恐れもあるだけに、小池知事の再選を望まない勢力にとってこの支持率の推移は極めて悩ましい状態だと言えるでしょう。
(上記JX通信社記事より画像引用)
一方で、相変わらず支持は「どちらかと言えば支持する」という弱い支持が中心となっており、浮動票に強い新人候補が擁立された場合、根こそぎ票を持っていかれて惨敗する可能性も十分にあります。
議会での立ち振舞を見るに小池知事サイドとしては、とにかく都議会公明党との関係性の強化を続け、公明党からの選挙支持を取り付ける(あるいは自主投票にまで持ち込む)ことで二期目を盤石にしたい思惑が透けて見えます。
都議会においては自民党と公明党が百条委員会の評価を巡って真っ向対立するなど、関係修復の兆しは見えません。
ただ国政での自公タッグは盤石とも言える状態であり、次期都知事選における協力体制がどうなっていくのかは極めて不透明な状態となっています。
いよいよ任期も折り返しとなり、2年後に向けた駆け引きが加速していきそうです。
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そして議会の方に目を向けると、「知事与党」である都民ファーストの支持は変わらず低迷しているものの、かといって都議会自民党も大きな支持を集めているとは言い難い状態です。
(上記JX通信社記事より画像引用)
まさに群雄割拠の「戦国時代」とも言える様相を呈していますね。。
まだまだ都議選は3年後なので、その結果を考えるのは気の早い話ではありますが、このままだと都政・都議会は「名古屋パターン」をたどる可能性が高いように思えます。
名古屋では河村市長が手堅い支持を集めて期数を重ねる反面、彼とともにセンセーショナルに登場した地域政党「減税日本」は低迷し、いまやほとんどの議席を失い存在感を無くしています。
小池知事だけが(他党の支持を取り付けながら)ゆるやかに生き残り、議会構成は元に戻る…というのはありえそうな未来です。
また都議選においては都知事選同様、「自公の協力関係」がどうなっていくのかも、特に一人区・二人区を中心に明暗を分けることになり、注目されます。
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都民ファーストの会が公約の達成状況を自己評価し、公表。政党が自主的にこうした分析・報告を行うのはおそらく初めてで、有意義な試みだと思います。あとは自己評価と外部評価のズレを検証していくなどの作業が必要になります… #NewsPicks https://t.co/VaY1k9Mbpk
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) July 24, 2018
そんな中、都議会においては第一会派・都民ファーストの会が公約達成状況の公表を行い、これは画期的な試みとして率直に評価されるものだと思います。
新人議員を中心に有意な人材も多くいるわけですから、世論からの評価を奮起のきっかけに、今期の間に様々な新しい施策と改革が実現されることを期待するものです。
…と、ここまで客観的に淡々と述べてきましたが、もちろん私も都政・都議会の当事者として、引き続き都政・都議会の改革に注力して参ります。
か、かがやけTokyoの知名度も上げなければ…!
それでは、また明日。
編集部より:この記事は東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年7月24日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。