岩本悠さん(島根県教育魅力化特命官)の学生時代の名著『流学日記』の一節。
ウガンダには、時間の概念がないという。
だから過去にとらわれることもなければ、未来を憂うこともない。
時間の概念がなければ、年齢の概念もない。「~歳のくせに」とか、「~歳にもなって」「もう~歳だから」と年齢に縛られて人を見ることもないし、いい年したおっさん同士が駆けまわってド突きあったり、仲良さそうに肩組んで笑ったりする。年を意識しないからこそ、いつまでも若いのではないかという。
サザンオールスターズの40周年ベストアルバムのおまけのポスターを広げて、『流学日記』の一節を思い出した。
サザンの魅力の一つは、ライブの水かけ、ちょんまげ・・・売れても、年をとっても、いつまでも無邪気な姿が見れること。
~しなければならない、~かくあらなければならないという制約が多い日常の中で、童心に帰れる、若さと懐かしさが大きな魅力ではないか。
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年8月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。