東京オリンピック・パラリンピックを見据えた酷暑対策で、安倍政権がサマータイムの導入を検討していることが報道されています。
アゴラでは、池田信夫が「生活を混乱させ、エネルギーを浪費する時代錯誤の夏時間は、百害あって一利なし」だとして反対を表明していますが、ほかにも民主党政権で官房副長官を務めた松井孝治さん(現慶応大学教授)や、元自民党衆議院議員の早川忠孝さんといった方々も異論を示されています。
2019、20の2年限定のサマータイムには、往復で調整コストがかかるなど、コストというか、もはやリスクというべきもの、が大き過ぎます。(出典:松井氏 2018年8月6日 Facebook)
オリンピック特需、サマータイム特需を期待しておられる向きには恐縮だが、もはや日本ではサマータイムは前世紀の遺物でしかない。(出典:早川氏 2018年8月6日 ブログ)
一方、アゴラ執筆陣のなかでも、国会議員時代にサマータイム議連に所属していた中田宏さんは「やってみて効果がなければ、元に戻すっていうこともあり」として容認する意向を示しています(出典」2018年8月2日 「サマータイム導入:とりあえずもう一度やってみよー!」)。
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