セルフブランディングの第一歩は「常識を捨てること」

丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスの2018年夏学期が始まりました。今回のテーマはセルフブランディングです。

組織で仕事をしている人も自分で経営をしている人も、これからは自分をブランド化することが益々重要になります。自分の「ファン」を作っていくことが、仕事を進める上で必須になってくるからです。

第一回はゲストに鳥居祐一さん(写真)をお招きし、パーソナルブランディングの具体的な構築方法をお話してもらいました。

鳥居さんのとの対談の中で一番印象的だったのは「成功は常識の外にある」というコメントでした。過去の延長戦上の常識で行動しているうちは、過去と同じ程度の結果しか得られない。成功したければ常識を超えることが必須なのです。

自分が常識だと思って、ずっと続けてきたことが実は非常識だった。後から考えるとそんな風に思うことがあります。既存の価値観を疑う思考から変化が生まれ、それが新しい価値につながっていきます。

思考を変えれば、言葉が変わる。
言葉が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、性格が変わる。
性格が変われば、運命が変わる。

という有名なフレーズがあります。

だから、まず最初にやるべきことは、既存の思考を変えることです。妬み、僻み、嫉妬といったネガティブな感情を封印し、楽しく、前向きに、全てを良い面から見るようにする。そうするとそのうち口癖がポジティブに変わってきます。

やらない理由を言い訳するのではなく、どうしたらできるのかを考える前向きな言葉が出てくるようになる。それが、勇気を持ってアクションを起こすモチベーションになり、その行動が積み重なれば、いつしか習慣化する。

そんな風に笑顔で前向きにチャレンジするポジティブな人になれば、そこには同じような人たちが集まってきます。そのご縁が運命を変えていくのです。

セルフブランディングとは、その人と一緒にいたい、一緒にいると楽しい、一緒にいると良いことがある・・・というように思われる人になること。そうすれば周りに自然にファンが集まってきます。

どうしたら自分の周りにたくさんの人が集まってきてくれるようになるのか。その答えは意外に簡単なことです。

だとすれば、後はやるかやらないかだけの話です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年8月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。