音喜多さんは弱者でない:政界は生命力が強い人が多い

あの舛添氏も、復活している。

その前の猪瀬氏も復活しているのだから、言論の世界で生きる人たちは、たとえ一度躓いても、そうそう簡単には諦めないでいいようだ。

まあ、元々口八丁手八丁の器用な人たちだから、ちょっとしたチャンスが与えられればちゃんと復権する。

これで社会的に死んだかなと思っても、人は滅多なことでは死なないものだ。
皆さん、ゴキブリみたいな生命力の強さを発揮しておられる。

ひょっとしたら、安倍総理もその一人かも知れない。

殴られても、蹴飛ばされても、大して堪えないようだ。
倒されても倒されても、起き上がってくる。
起き上がり小法師の代表のようなものである。

小沢氏もどうやら似たような存在だ。
一時は如何にも死ぬ寸前まで行っていたような様子だったが、今は完全に復権している。
沖縄県知事選挙のキャスティングボートを握っているように映る。

大したものである。

鈴木宗男氏にもそういうところがある。

とにかく、永田町にはそういう人がいっぱいいる、というのは間違いないようだ。
菅元総理もその一人。元気溌剌、安倍総理批判、自民党批判を繰り出している。

ブロゴスより引用:編集部

基本的には、皆さん、大変な強者なのだろうと思う。
精神的にもタフだし、多分、金銭的にも窮していない。

『「あいつは終わった」と何百回と言われてからが「弱者」の生き様』などと音喜多さんは言っているが、多分、音喜多さんも弱者ではない。

政治の世界は、基本的にそういう強い人たちが集まる場所である。

精神的にタフでないと、生きていくのは難しい。
念のため…。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年8月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。