世紀を超えた再会!青春のマクドナルド巣鴨店は人種のるつぼだった

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

オリパラ委員会の質疑内容については、また後日にきちんと報告するとして…

昨日は高校生のとき(1999年~2001年頃)にアルバイトしていたマクドナルド巣鴨店メンバーと突発同窓会でした^^

ひょんなことから長崎にいる先輩とFacebookでつながり、来週出張に行くから飲もうよーということに。

せっかくだから、できる限り手分けして当時のメンバーに声をかけてみよう!とトライしたところ、約15名ものメンバーが集まることができました。探せばつながるものですね…!

過去記事:
マクドナルドから教わった「大切なこと」とは

4年前も何人かの先輩と飲んで、こんな記事を書いたのですが、今回はさらに懐かしい人たちがいて。

会うのが1999年以来という方もいたので、「一世紀ぶり!」なんて挨拶が成立しました。すげえ。

もう、想い出の答え合わせをするかのように、みんなマシンガンのようにしゃべるしゃべる(笑)。

「○○さんっていたよね?」
「あー、いたー!よく朝シフトに入ってて」
「いつも✕✕さんと搬入作業してて」
「✕✕さん懐かしい!!」
「△△店長のときだっけ?」
「そんな店長いたわ!ウケる!!」

みたいな感じで、3分に1回くらい懐かしい人名や場面が出てくるので、会話がぜんぜん追いつかないっ!

約20年ぶりに、青春時代を共有した人たちが一同に介するとこういうことになるのだなという、非常に珍しい体験をしました。

このマクドナルドの「マニュアル」によって、私の人生や考え方が大きく変わったことは、先述のブログやメルマガでも述べましたが。

もうひとつこのアルバイト体験で貴重だったのは、本当に多種多様な人がいたこと。主婦やフリーター、外国人留学生…。大学生や高校生でも、学校のレベルや校風がピンきり。

進学校で比較的画一化された環境の中でぬくぬくと育っていたオトキタ少年は、それはもう衝撃を受けたわけであります。

そんなところに世間知らずな坊主がいれば、色々と人間関係のトラブルが起きるわけで。

同級生に夜中の駐車場に呼び出されて殴られ。

先輩(生粋のヤンキー)に同じ場所に呼び出されて殴られ。

海旅行にいったときも、その先輩に殴られ。

…おい、殴られてばっかりだな!どんだけ人間関係カーストの底辺にいたんだよ!

いや誤解を招かないように言いますと、そんなに怖い場所では別になかったんですが(笑)、まったく違う価値観を持って育ってきた人たちとのコミュニケーションと言いますか、そういう難しさを身をもって体感したわけであります。

でも基本的に楽しいことばかりだったし、シフトに入ってなくてもヒマさえあれば店舗に遊びに行ったり、閉店後の客席で大型ビジョン(マックビジョン)にプレステ接続してウイイレやったり。

学校で体系だった部活に入っていなかった私は、ある意味で部活的な人間関係をここで構築していたんだなーと思います。

いま、若年層の支援をしていると、家庭でも学校でもない「サードプレイス(第三の居場所)」の必要性に直面することがあります。

私にとってマクドナルドはまさに「サードプレイス」で、それなりに家庭や学校の中で思春期の悩みもあったんだけど、この「居場所」があったおかげでバランスが取れていた気がします。

「アルバイト禁止!」という学校は多いし、自分たちの子どもには大学生になるまでバイトをさせない家庭も多いと思いますが、「居場所づくり」という観点で見ると悪いものではないのかもしれません。

と、最後に無理やり社会派っぽい話に結びつけたところで…

急遽のお誘いにもかかわらずご参集いただいたマクドナルド巣鴨店の皆さま、ありがとうございました!話し足りなかった方も大勢いたので、またぜひ集まりましょう。

今回は来られなくて、これを見ている元巣鴨マッククルーの方がいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください^^

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年8月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。