「Pen」のアメトラ、ブルックスブラザーズ特集を読んで思わず、同社のタイとシャツを購入。トランプみたいになっちゃった。
それはそうと、大学時代にお世話になった先生の一人、楠木建先生のブログにこんな言葉が出ていた。
衣食住のUMS。
U:ユニクロ
M:無印良品
S:サイゼリア
という。
さらに
N:ニトリ
R:リンガーハット
も加えると、UMSNR(ウムスナー)になる、と。
詳しくはこのエントリーを。
楠木建『トレードオフに屈する』
まあ、Rはかなり先生の趣味だなと思うのだけど。
現代の四騎士GAFA(Google、Apple、Facebook、amazon)のようだ。ただ、GAFA同様、世の中を変えているのもまた事実。安くて、よくできている、と。
これは複雑な心境になる問題で。よく、消費の仕方が「バブルの人」と言われる私だが・・・。
GAFA同様、これはホワイトナイトか黒船か分からなくなる瞬間があり。楠木先生のこのエントリーや、ユニクロやH&Mをよく利用する妻の話を聞くと、デザインや品質もよく、値段も驚きというのは生活を楽しくしているとも言えるし。人々を解放しているとも。いつの間にか、安いからというよりは、良
いものだから、楽しいから買っているという。
楠木先生のエントリーにあるとおり、無印良品は極限まで無駄を排除した美しいデザインだし、ファミレスもサプライチェーンを磨き上げた完成品だったりし。
もっとも、私、これにワクワクしない。GAFAについても、Apple以外ワクワクせず。何かを選ぶ楽しみ、良いものを使う喜びというものは、捨てるわけにいかず。UMSNRもMしか利用しない。しかもごく一部。
GAFAや、ファストフード、ファストファッションに侵食されない生き方を模索したい今日このごろ。松浦弥太郎をからかっていたら、いつの間にか彼風に生きていたりする。さて、仕事。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年10月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。