身長175センチ、体重85キロ、ベンチプレス100キロ。それなりに大きく、金髪に近い茶髪なので、それなりに目立つ。娘と歩いていると、プロレスラーの親子かと勘違いされる。
そんな中、私のメルマガの人生相談コーナーに、ベンチプレスとどう向き合うかという相談がきたので紹介しよう。]
Q. ベンチプレス100キロあげるためには?
どうも。ご無沙汰しております。ふられん坊将軍です。
今年の夏頃から、将軍の名に相応しい武力をつけるために、ジムに通い始めました。
特に、筋トレに励み、バーベルやダンベルを使ったトレーニングをしています。実際、そういったトレーニングを始めて、常見さんのハッシュタグの「#ベンチプレス100キロ」のすごさを身に染みて感じます。
私はまだベンチプレス40キロが限界です。常見さんはベンチプレス100キロに至るまでどのようなトレーニングをしてきたのでしょうか?
ふられん坊将軍・東京都・公務員・男性・37歳
A. 基本を大切に、少しずついきましょう
「将軍の名に相応しい武力」という言葉に思わず爆笑しちゃいました。安心してください。実は一時、職場で「将軍様」と呼ばれていたのですが、その頃は、単なる肥満でしたから。
どうでもいいですけど、将軍と言えば、中学校の歴史の問題で「徳川吉宗の別名は?」という質問に「暴れん坊将軍」って答えるやつがいましたね。福山雅治に対して、執拗なまでに「チイ兄ちゃん」と呼び続ける私以上に、悪意を感じます。
それはそうと、これは、少しずつ行きましょう。
私が本格的に筋トレを始めたのは4年前の春です。その秋に、久々に学生プロレスのリングに復帰すると決めていたので、一生懸命やりました。40代を迎えるにあたり、健康をなんとかしなければと思ったのも理由です。というわけで、まずは、強い動機、さらには目標、目的を明らかにしましょう。
筋トレで大事なのは、正しい知識です。私はプロレスラーの三富政行さんにトレーナーをお願いしました。ちょうど、彼が博報堂をやめて、プロレスラー&パーソナルトレーナーで独立した頃でしたね。習い始めたその日に、今までの筋トレのやり方が間違っていたと気づきました。正しいフォーム、適切な負荷が大事なのですねえ。「重い負荷を上げている俺」に酔ってはいけません。
あとは食生活ですね。筋肉をつけるためには、栄養のバランスが必要で。プロテインをガバガバ飲みました。
というわけで、少しずつ行きましょう。夏には、ブルワーカーのCMに出てくる人みたいなスタイルを手に入れて、海やプールに行けるといいですね。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年12月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。