リテラのこの記事が話題となる中…(中身もちゃんと読んで判断してください)
田崎史郎だけでなく三浦瑠麗らにも自民党本部から金が! 2017年度の政治資金収支報告に支出記載
極左・アンチ自民の常見陽平氏 @yoheitsunemi 自民党から「若者が活躍するためにキャリア・就職支援どうする?」のワーキンググループ会に参加し、1万円の大金が流れていたと判明!これは許すことができません!同氏はブレたのか!リテラは徹底批判しなさい!しかしながら同氏の自民批判はその後も続行
— 中川淳一郎 (@unkotaberuno) 2018年12月4日
大親友中川淳一郎氏が、私が「極左」の論客であるにも関わらず、自民党からお金をもらっていたという趣旨のツイートをしていました。四半世紀近くの付き合いがある、古くからの友人の突然の暴露に激しく戸惑いました。
ただ、彼のツイートは概ね事実です。
様々な誤解を呼んでいるようですので、ここに経緯説明をさせて頂きます。
2017年3月27日の15時、私は自由民主党一億総活躍推進本部のもとにある「若者の雇用安定・活躍加速PT」に出席し、有識者として発言しました。「大学生の就職支援の在り方」というテーマで講演しました。大学生のより機能的な就職活動を促進するための支援施策やハローワークに求められる支援内容について提言しました。
その際に、謝礼として1万円を頂きました。
中川氏の言う「自民党から1万円の大金が流れていた」という指摘につきましては、1万円という金額をどう考えるかは皆さんにご判断を委ねますが、事実であります。
私は「極左」かどうかは自分自身ではわかりませんが、「左」の人間だと世間では認定されているようです。実際、親子3代にわたって自民党に入れたことはそのないですし、1歳5ヶ月の娘に対しても朝日・岩波英才教育を行っています。
ただ、与野党問わず、一市民として、一知識人として機会があれば意見を伝えるのは、役割であると思っています。その役割を果たしたまでです。いや、右だ左だということを超えて、党派性を超えて、時代を前に進める努力は大事だと思うのです。
自民党の議員とも、様々な場で意見交換することはあります。私が左翼文化人だと捉えられていても、聞く耳を持って頂いていることには感謝しています。自民党には言いたいことがありますが、石破茂氏にインタビューした際に感じたのは、この懐の深さ、様々な議員がいて、責任与党として意見を吸い上げる力はリスペクトしています。いや、現状については問題が多々あるかと思いますが。問題のある閣僚だらけですが。
「自民党から常見に金が流れていた」という言葉が独り歩きしており、誤解を生んでいるようなので、経緯説明させて頂きました。はい、1万円、流れました。ただ、その1万円という謝礼により、忖度することなく、政権に対して批判的な意見を発信してきたことはご理解ください。
私は市民の立場にたち、行動する知識人として意見を発信していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
お騒がせし、失礼いたしました。
2018年12月5日
常見陽平
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年12月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。