PayPayが20%還元で話題になりましたが、ほぼ100%還元で、社会に貢献できるしくみが「ふるさと納税」です。
「自治体に寄付をすると、ほぼ100%が控除されて、特産物などの返礼品がもらえちゃう」というしくみですが、返礼品競争が加熱するあまり、賛否両論の議論が巻き起こっています。
そんな「ふるさと納税」について、昨年こんなツイートがバズりました。
文京区では貧困世帯の子供に「こども宅食」という政策目的のふるさと納税(返礼品なし)で8000万円集めたらしい。しかもきちんと事業報告もなされてる。
こういうのももっとやってほしいよね。返礼品も欲しいけど、なにより自分が納める税金が自分の支持する政策に使われてほしい。— こんたけ (@takeshiful) June 2, 2018
この「こども宅食」、僕たちが今運営している事業なのですが、堀江貴文さんもこんな風に支持してくれました。
ふるさと納税はこういう使い道に向いている
「こども宅食」の革新性(工藤啓) (Yahoo!ニュース 個人) – https://t.co/v5UZgmZ5xC— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) July 21, 2017
生活の厳しい子どもの家に、直接食品を届ける「こどもの貧困」を解決する新しい取り組みで、今は、官民協働でモデル事業をつくり、全国に拡大中です。詳細は、forbesさんの以下の記事が詳しいです。
新しい社会の変え方、「こども宅食」の挑戦https://t.co/OS3Qo0wvrl#コレクティブ・インパクト #こども宅食 pic.twitter.com/QHXMvPJCdZ
— Forbes JAPAN (@forbesjapan) October 17, 2017
話題になったのが返礼品ナシというところで、寄付は全て親子のために使われます。
普段は筋肉に関するためになるツイートをされているTestosteroneさんにも、今回想いのこもったコメントをいただきました。
圧倒的に支援。子供には笑っててほしいよね。切実に。
とても難しい問題ですが@Hiroki_Komazaki さんをはじめ、解決に向け全力で動いている皆様を心の底から尊敬します。応援してます。
命をつなぐ「こども宅食」を全国へ。親子の危機を予防し、安心して子育てできる未来を https://t.co/FlI75P6IUa
— Testosterone (@badassceo) December 9, 2018
ともすれば、競合ともいえるかもしれないCAMPFIREを運営されている家入さんからも、応援いただきました。
応援! 命をつなぐ「こども宅食」を全国へ。親子の危機を予防し、安心して子育てできる未来を https://t.co/zeLqbOgMZi
— 家入一真 Kazuma Ieiri (@hbkr) November 28, 2018
ブロガーの永江さんは、こども宅食に対して熱く食品の寄付も募っていただきありがとうございました。
まだふるさと納税残ってる方はぜひ!!
命をつなぐ「こども宅食」を全国へ。親子の危機を予防し、安心して子育てできる未来を https://t.co/wrfuUhIqPR— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) December 5, 2018
ZOZOの田端さんが仰っているように、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶこと」が本来の趣旨だったと思います。
自分が払う税金の使いみちを、勝手に役人や議員に決められて、たまるか!ふるさと納税は税金の使い道を決める!という民主主義の原点を自分たちの手に取り戻す仕組みなのだ!田端もこちらに寄付しました。>命をつなぐ「こども宅食」を全国へ。安心して子育てできる未来を https://t.co/ealXECGzLf
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) December 11, 2018
加熱する「ふるさと納税」論争ですが、こんな活用もされていることもぜひ知ってください。また、ふるさと納税の余り枠がある方は、ぜひ「こども宅食」へふるさと納税をお願いします!
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2018年12月20日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。