松山に来てから、映画をよく見ている。
大きな画面、良質な音。映画は、たくさんの動画の中で、圧倒的に手間と暇をかけている。そしてスマホ禁止。「ながら」ではなく、没頭することができる。
今年1番感動したのは、「ボヘミアンラプソディー」。Queenのことをあまり知らなくても、良質な音楽、栄枯盛衰、家族、友人の繋がりに感動がこみあげてくる。
「ボヘミアンラプソディー」に負けず劣らず良かったのが「かぞくいろ」。
夫の突然の死をきっかけにシングルマザーとなった昌(有村架純)は、連れ子の駿也と共に、夫の故郷である鹿児島へ。運転士の仕事一筋で生きてきた義父と3人で暮らし始める。
愛する人を失った”ふぞろい”な3人の家族の再出発の物語だ。
映画には、大きな力がある。慣れ親しんだ光景を見ると、ますます感動する。
来年は、鹿児島を舞台にした映画も多い。
1月からは、遠隔コミュニケーションロボットOriHimeを取り上げた「あまのがわ」。
更に、秋に公開される長島大陸映画「夕陽のあと」
総勢300人を超える町民エキストラが出演。全国有数の出生率(2.10)を誇る子育ての島・長島を舞台に、子育てをテーマにした映画。
主演の貫地谷しほりさんの熱演にも期待。長島のことをあまり知らなくてもきっと感動するはず。「夕陽のあと」公式ホームページは、こちら。
制作費の一部をクラウドファンディングで集めています。
エンドロールに名前が掲載されるなどします。皆様もぜひ!
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2018年12月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。