NPOこそロビイングを

昨年9月に行われたR-SIC2018にて、「社会課題解決のための政治との付き合い方とロビイング」というタイトルのパネルに登壇しました。その時の様子がまとめられているので紹介します。

リディラバジャーナルより

【社会課題解決のためのロビイングと政治との付き合い方】 ソーシャルセクターこそロビイング活動を(リディラバジャーナル)

東北復興において、「コミュニティ形成」に関する予算確保のためにロビイングを行ったこと。また組織や業界の利益ではなく、当事者の代弁者としてのNPOだからこそ、行政や政治家からNPOは信頼される、という話をしています。

NPOの最初の役割は、社会問題解決を見える化し、そして解決のためのモデル的な取り組みを実現させることにあります。しかし、それでは限られた地域での事業にとどまります。そこで、事業さらに広げつつも、同時にロビイングを通じて、行政をまきこんで制度をつくっていく必要があります。

RCFでも、岩手県釜石市でコミュニティ形成事業を進めつつ、そこでの実績をベースとして福島など他地域に広げることに成功しています。

NPOやソーシャルセクターの皆さんこそ、ロビイングの方法論について知見を深めてほしいとかんがえています。


編集部より:この記事は、一般社団法人RCF 代表理事、藤沢烈氏の公式note 2019年2月2日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は藤沢氏のnoteをご覧ください。