夕刊フジが6日、立憲民主党の辻元清美衆議院議員が外国人から「違法」献金を受け取っていたことをスクープ。辻元氏も献金受け取りの事実を認め、同日夜には時事通信など他メディアも追随報道。ツイッターでは夕刊フジの電子版「ZAKZAK」などの記事がシェアされ、ヤフーニュースへの配信も後押しする形で反響が一気に広がった。
夕刊フジによると、辻元氏は大阪弁護士会に所属する男性弁護士から献金を受け、2013年と14年分の政治資金収支報告書にそれぞれ1万円、1万2,000円を受領したことを記載していた。しかし14年分については、理由が不明の訂正がされており、不審に思った同紙が取材をしたところ、男性弁護士は韓国籍だったことが判明したという。
政治資金規正法では、外国人からの献金を禁止している。民主党政権時代には、当時の前原誠司外相や田中慶秋法相が外国人からの献金を受けていたことが発覚し、閣僚を辞任している。辻元氏は報道陣の取材に対し、返金の手続きを進めているとし、NHKニュースによると、
「気付かなかったが、間違いがあり、自分自身にショックを受けている。外国籍の方から寄付が受けられないことは、振り込み用紙にも書いているが、今後さらに注意しなければいけない」
などと過失を強調したようだ。
ネット上では、
辻元議員、国会対策委員長はやめないんだ。これから立憲民主党は、与党側の政治資金規制法違反を追求(※原文ママ)してはいけない。追求するのであれば、まず辻元議員が国会対策委員長を辞任すべき。また、そもそも外国籍の弁護士とはどのような関係なのか、改めて記者会見を開いて説明すべきだ。
といった説明責任を要求する意見が相次いだほか、
背景に全うな政治と書いてあるが!
立憲民主党のインタビューボードで「まっとうな政治」を掲げていることへのツッコミも続出した。また、辻元氏が過去に秘書給与流用事件で詐欺罪で起訴・有罪になった経緯や、マスコミによる追及が甘いことへの不満も噴出。
この人って何でマスコミに庇われるのかね?
前科者だし、庇う必要ある?
明日のニュースでしっかり時間をとって取り上げるよね?
といった「報道しない自由」への根強い不信感をのぞかせた。
辻元氏の「天敵」でおなじみ、足立康史・衆議院議員(日本維新の会)は「国対委員長、辞任だな。」「記者会見しろ!」などとツイッターで吠えていた。