デービッド・アトキンソンさんについては、『稼ぐ地方創生』で、山本幸三元地方創生担当大臣との対談も面白かったのですが、
⇒ 山本幸三前地方創生担当大臣の『世界が驚く!日本の宝 稼ぐ!地方創生』
友人のブログでも紹介されていたので、
⇒ 「日本人の生産性が低いのはなぜ?」に答える3つの視点とデータ『日本人の勝算 大変革時代の生存戦略』(デービッド・アトキンソン著)を読んで得た気づき
僕も読んでみました。
データに基づき、いろいろな提言があるのですが、1番興味深かったのは「最低賃金の引上げ」。
●日本の最低賃金はアメリカはもとより韓国などと比べても低い。
●最低賃金を引き上げると、所得が循環し、経済が活性化する。
●最低賃金を引き上げるためには、生産性の向上が必要であり、そのためには就職後の定期的な研修が必要。
●最低賃金を導入する/引き上げると、雇用が失われるという説があるが、イギリスではそのようなことは起きなかった。
読みやすい本なのでぜひ。
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年2月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。