こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
過日に故障してピットインしていた街宣車がパワーアップして戻ってきまして(照明等がついた!)、昨日は早速、こまざき美紀区政委員とともに北区内を遊説させていただきました。
そして赤羽駅東口駅前で訴えせていただいたことの一つが、駅前広場の活用方法です。
以前に駒崎弘樹さんも指摘されていたように、赤羽東口駅前広場は「水の流れない噴水」と「喫煙所」が設置されています。
まさに赤羽駅を降りてすぐ、目の前に広がる土地がコレ。噴水については震災前は水が出ている期間もあったようですが、私が物心ついてから見た記憶はほとんどありません…。
また、喫煙所の横は歩行者動線であるにもかかわらず、パーテーションも何もないことから副流煙に対する苦情の声も多く、喫煙所からはみ出して噴水横に腰掛けて座る喫煙者も常態化していることから、広場全体が非常に子どもや家族連れが憩いづらい空間になっています。(ポイ捨てもひどい…!)
街の「顔」とも言えるスペースが、しかも駅前の一等地が、この活用方法で果たしてよいのでしょうか??
これだけ目立つ場所ですから、オープンカフェなどを募集したら出店したい店も引く手あまたで、お客さんも後を絶たないでしょう(地元商店街と要調整ですが)。
あるいは新宿アルタ前や渋谷109前のように、イベントスペースやビジョンを設置するのもありかもしれません。
こうしたアイデア自体を民間から募って、土地を長期で貸し出して投資・開発自体をしてもらえば、行政からの持ち出し・支出はゼロですることも可能です。大阪市が公園でやっている「PFI」のスキームですね。
参考過去記事:
「公園」が秘めた大きな可能性。大阪城公園、天王寺公園の「パークマネジメント」に続け!
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喫煙所のすぐ近くで「ここが喫煙所でよいのか?!」と訴えることはなかなか勇気のいることですが、昨日も思い切ってこのようなお訴えをさせていただきました。
もちろん私は、喫煙所をただただなくせば良いと思っているわけではありません(なくなるのが理想ですが)。
駅前の一等地ではなく、歩行者動線から極力離れた場所に、パーテーション付きの喫煙所を設置してご移動いただく。このあたりまでは少なくとも、納得していただかなければなりません。
そして中期的には、北区も禁煙外来の助成を強化するなどして禁煙を推進し、喫煙所の数も徐々に減らしていくことが望ましいでしょう。
このあたりもトータルで演説したのですが、前回は「ここが喫煙所で果たしてよいのでしょうか?!」と言った瞬間に歩行者の方に話しかけられて演説が中断してしまったところ、喫煙していた方が来られて怒られました(苦笑)。
ただその方にも、上記のようなことを話すと半分くらいは納得してもらえたと思います。
ステップバイステップで、タバコの煙被害とポイ捨てがない街へ。
そして駅前の一等地が、民間のアイディア・資本によって生まれ変われるよう、私からも政策提案を続けて参ります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、あたらしい党代表、東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出)のブログ2019年3月16日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。