南アの黒人女性で初のブランドを確立したワイン「ASLINA」

井上 貴至

愛媛県でお世話になった社長さんの紹介で、南アフリカで黒人女性として初めて自らのブランドを確立したNtsiki Biyelaさんのワイン「ASLINA」の日本で初めての試飲会に参加してきました。


当日は、Ntsiki Biyelaさんご本人も来日。半生とワインへの思いを語ってくださいました。

アパルトヘイト(黒人隔離)が激しかった南アフリカで、黒人として初めて奨学金をもらって大学に行くことができたが、希望の化学工学ではなく醸造科に。その上、大学の公用語は白人のアフリカーンス語。黒人の言葉しか知らなかったNtsiki Biyelaさんは、当初、何も理解できなかったとのこと。

でも、しっかり学びたい。この機会を生かしたい。強い思いで、4年間で卒業して、ワインの醸造メーカーに。そして10年以上かけてご自身のブランドを立ち上げられました。

ワインは醸造家の人柄があらわれるとよく言われます。
すっきりと飲みやすいのですが、とても芯があるワインでした。

皆さんもぜひ。
こちらから申し込みできます。

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<井上貴至 プロフィール>


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年4月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。