大阪のダブルクロス選挙では大勝利を収めたが、全国的に維新ブームが再来するような兆候は見られない。
あれは大阪維新の勝利ですね、というところである。
橋下徹氏が登場しなくてもあれだけの勝利を収めたのだから、これで大阪の維新は完全に自立出来た、と言っていいだろう。
しかし、維新が国政を動かすような存在になることは、依然として難しそうだ、とも言える。
まあ、地道に実績を上げることである。
ちょっと目立ちがり屋さんのような方が一人気を吐いているように見えるのが惜しい。
大方の国民から信頼を得られるような聡明な人を出来るだけ多く国政の場に送り出すことである。
自民以外にも人材がいる、ということが分かったら、自民一強体制は自ずから崩れていく。
大阪の維新が潰れなくてホッとした人は、自民党の中にもそれなりにいるはずだ。
松浪健太氏には、いずれ国政の場に戻っていただきたい。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年4月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。