産経新聞さん、「本人の意向」って誰の意向?

4月5日の産経新聞朝刊にこのような記事が出ました。

『中田元横浜市長 「知名度を期待」自民比例で調整』とありますが、この記事における本人とは私のことです。

本人である私は朝刊を読んで初めて知りました。私に取材はありませんでしたので、大変驚きました。すぐさまTwitterで呟きました。

ところが翌日の4月6日産経新聞朝刊にもまた記事が出ました。

「勝てない第三極 寄らば自民の陰」という見出しで、ご丁寧に私の顔写真付きでした。

そこで私は再度Twitterで発信をしました。

事実は記事とは違います。
一般論として自民党に限らず、政党関係者や国会議員と話すことはあります。しかし、現実として具体的な話はしていません。

今回のような報道は非常に困ります。私は今週・来週も地方での講演を引き受けています。何故ならば政治的中立を前提とする主催者が多いからです。

また出演しているテレビ番組やテレビ局にも迷惑をかけてしまいます。
テレビは放送法第4条で政治的に公平であることが規定されているからです。

現段階ではすでに発信している通り、出馬の有無に関する話はしていません。
産経新聞には『本人の意向』と書いてありますが、『本人の意向』は私本人に取材をしてから掲載してほしいものですね。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年4月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。