小池百合子知事の都政私物化の象徴である「側近」野田数氏の重用について年収約1400万円もの公費が贖われる特別秘書に「抜擢」したどころか、今度は交際費の不適切使用等問題山積の水道局所管東京水道サービス(TSS)へ天下りよろしく「推薦」をしたことに都民ともども大変な憤りを抱き、
今度は都外郭団体へ天下り⁉︎ 止まらぬ小池知事の野田数氏重用
にて都民の皆様に分かりやすくお示ししたところです。
しかし、都民の皆様、これだけではなかったのです!
なんと!!野田数元特別秘書に退職金が出るのはご存知ですか?!(憤死)
知事査定で決まる野田数氏への退職金
「〇〇に追い銭」とはこのこと。
めまいしをしながら根拠条例にあたってみました。
■東京都知事等の給料等に関する条例■
第四条の二 東京都知事等が退職した場合においては、別に定めるものを除き、その者の退職の日における給料月額に、勤続期間一年につき百分の百三十五を乗じて得た額の合計額を超えない範囲内において任命権者が定める額の退職手当を支給する。→お姐超訳:野田数氏への退職金は支給・不支給も、金額も小池百合子知事の胸先三寸。
この条例に基づけば…なんと!!
金1,906,200円
の退職金が支払われてしまうのであります!!(激怒)
自らの給料を減額しワイズスペンディングを標榜する小池知事、よもや条例があるからと、満額支払いを認めることがあっては公約違反になりかねない、異常事態であります。
野田元特別秘書の給与全額返還と対処手当集差し止めを求める住民監査請求が提出
そこで、怒れる都民から、本日監査請求が提出され、情報提供を頂きましたので、本人の了承をえまして、ともに怒れる都民の皆様にも共有させて頂きます。
■東京都職員措置請求書(住民監査請求)■
1.請求の要旨
(1)野田数氏及び小池百合子氏に、平成30年度に野田数に給与等として支給された、14,282,732円及び支給日から年五分の利息の返還を求める等の必要な措置を講じるよう、勧告すること。(2)知事特別秘書の退職手当として野田数氏に支払われる見込みの1,906,200円の支払いを差し止める等の必要な措置を講じるよう、勧告すること。もし、支払いがされた場合、野田数氏及び小池百合子氏に、返還を求める等の必要な措置を講じるよう、勧告すること。
2.請求の理由(抜粋)
小池知事は、知事特別秘書の任免権と監督義務を有している。
知事特別秘書であった野田数氏は、2016年8月3日に同職に就任し、2年余り在職し、本年3月31日付で退職した。しかし、野田氏は特別秘書の在職期間中に、二元代表制に反して都議の質問・質疑や会派運営に介入し、地域政党「自由を守る会」の解党を強要するなど、数々の刑法犯や懲戒免職に値する非違行為を地位利用により繰り返しており、本来、特別秘書の任にあってはならなかったものであり、これらの給付は不当利得であり、給与等の返還と退職手当支払いの差し止めを求めるものである。
以上
特別職公務員である特別秘書時代も、倦怠(出勤タイムカード)管理もされないまま、都民ファーストの代表となり政治活動に手を染め、天下り斡旋先のTSSも、都民の税金が投入されており、これ以上都民の血税を野田数氏に注ぐことは許されてはいけません!
しっかりと、監査委員は監査を受理し、都民のために厳しく監査を実施していただきたいものです。注目の監査員メンバーは以下の通りです。
清水 やすこ 監査委員(都議:都民ファーストの会所属)
神林 茂 監査委員(都議:自民党所属)
友渕 宗治 監査委員(代表監査委員) (警視庁OB)
岩田 喜美枝 監査委員 (キリンホールディングス株式会社 社外取締役)
松本 正一郎 監査委員 (公認会計士)
※監査委員HP
お姐総括
東京都の監査委員制度については、ちゃんと機能おるのか、ずっと小突きまわしておりました。全国的な大問題となり、小池知事の移転延期の「エビデンス」に「活用」された豊洲市場の地下空間もシンプルに、監査委員が現地監査していたらすぐに発見できたのであります。
なんとも、ガックシな感じなのでありますが、ここはガンバってもらいたい!
…が頼みの監査委員ですが…そもそも、監査委員に現職議員がいて公正公明かナゾだと区議会議員時代から疑義を呈しておりました。
地方自治法が変わり、議員からムリクリ選ばなくて良くなっているのに、東京都は遅々として改革が進んでおりません。
ことに都民ファーストの会所属都議の監査委員が、身内びいきな判断をしないか、忖度をしないか、この監査委員を「監査」するのはほかならぬ、
都民の皆様、あなたであります!
東京都議会議員(江戸川区選出) 白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選(44名中6位)。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。公式サイト。