ノートルダム大聖堂火災に日本人も悲痛。トランプ大統領は炎上

アゴラ編集部

フランス・パリの世界遺産ノートルダム大聖堂で15日(日本時間16日未明)、火災が発生。YouTubeやツイッターなどで現地からリアルタイムに情報が世界中に続々と送られた。尖塔や屋根が倒壊するなどした大きな被害に、日本のネット空間も朝方から悲痛な声で埋まった。

フランス内務省はツイッターで続々と最新情報を提供。

日経新聞の白石透牙パリ支局長は現場付近からツイッターで動画や写真などを投稿しレポート。

パリ在住の作家、辻仁成さんは「フランスが悲しみに包まれている」と述べ、動画をアップ。

タレントの中川翔子さんも「あんなに美しく時を超えてたくさんの人々の心を宿した建築が、一瞬で崩れさるなんて残酷」と嘆いた。

他にも現地を訪れたことのあるという日本人からも往時の姿を写した画像などを思い出とともに披露し、再建を願っていた。

マクロン大統領は直ちに「このノートルダム大聖堂を、われわれは再建します。皆で手を携えて。これはフランスの運命の一部です。私は約束します」と、再建に向けた意思を表明(出典:フランス大使館ツイッターより)。

日本政府も、菅官房長官が午前の定例記者会見で、「世界にとっての損失であり非常に心を痛めている。日本政府としてフランス政府およびフランス国民に謹んでお見舞いを申し上げる」と述べ、支援の要請があった場合の積極的な検討を表明した。

一方、アメリカのトランプ大統領は「パリのノートルダム寺院の大火災を見てぞっとしている。空中消火機が消火に使えるかもしれない。すぐに行動しなければ!」と投稿(日本語訳はAFP通信より)。

しかし、日経新聞の白石支局長が解説するように、上空からの放水については建物破壊のリスクから見送られており、

アメリカ人だけでなく、日本のネット民からもトランプ大統領に非難の声があがり、炎上していた。

この人、どこまでもバカだな。 そんなことしたら全部潰れるだろ