残すところ後僅かになっている各地の選挙戦だが、候補者の皆さんには最後まで健闘していただきたい。
若い音喜多さんがどこまで支持を伸ばすのかな、と見ているが、ユーチューブで流れてくる北区の区長選挙の映像を見てみると、現職の区長さんには年齢を感じさせないほどのエネルギーと魅力がありそうだ。
商店街を歩いているだけであちらこちらから声が掛かってくるようだから、やはり音喜多さんにとっては強敵だと言わざるを得ない。
オール北区で、にぎわい一番!利便性一番!住んで一番!のまちづくり。
十条銀座商店街で、みなさんにご挨拶をさせて頂きました。
ありがとうございました。#花川よそうた#北区長選挙#北区#自民党#公明党#立憲民主党#社民党#高木けい#太田あきひろ#青木愛#大松あきら pic.twitter.com/TfjTM179ZY— 東京都北区長 花川よそうた事務所 (@Hanachan421) 2019年4月15日
音喜多さんの若さだけでは、現職区長のなんとはなしの信頼感とか安定感を凌ぐことは難しそうだ。
これまで投票所に足を運ばなかった有権者の皆さんにどうやって投票所に行ってもらうか。
音喜多さんの勝利のカギは、そこにしかないはずである。
選挙を他人事のままにしておくか。
区政を他人事のままにしておくか。
これが問われている。
音喜多さんのボランティアが1000人ぐらいにまで膨れ上がれば残されたわずかの時間で情勢を引っ繰り返すことも出来るだろうが、目下のところ現職の壁は厚そうである。
音喜多さんは、応援してくれる方々に更に一人3票の声掛けをお願いしたようだ。
自分一人がいくら頑張っても限界がある、ということに気が付かれたことはいいことだ。
大いに仲間を増やすことである。
たとえ今回結果を出せなくても、次がある。
音喜多さんが今回の選挙を通じて更に大きく成長されるのなら、音喜多さんの今回の挑戦には大きな意義がある。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年4月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。