10連休最終日は、なぜお店がガラガラだったのか?

連休が終わりました。観光地などは激混みだったのかもしれませんが、私はいつもとあまり変わらない生活を続けていました。半分くらいは仕事も入れて、自宅にいる時間がほとんどというライフスタイルです。

困ったのは、連休中は都内のレストランがどこも混んでいたことです。特に銀座のような繁華街や、東京ミッドタウンのような商業施設は、出歩く人の数が増えた分どのお店も混んでいて、待たさせることが多く出来るだけ避けるようにしていました。

しかし、10連休の人たちの行動パターンを考えると、連休後半は早めに自宅に戻り、のんびりしたい人が多いのではないかと考えました。高速道路の渋滞情報を聞いていても、連休最終日は渋滞のピークを越えて、比較的スムースに車が流れていたようです。

そこで、連休最終日の夕方に東京ミッドタウン日比谷にあるお店に行ってみました。ミシュランにも掲載されている人気店で、普段はいつも満席で入れず、いつか入ってみたいと思っていたお店です。

19時過ぎに予約もなく、ふらりと行ってみると予想通りガラガラでした。途中からは貸切状態になって、いつもとは全く違うお店の混雑具合。他のお客様のことを気にすることなく、好きなものを注文して、ゆっくりと味わうことができました(写真)。

元々人混みが苦手で、行列したりするのもあまり気が進まない方なので、この「逆張り戦略」がうまくいったことに、とても満足しました。全てのお店が同じとは言いませんが、人気店は人が行かない時を考えて行ってみるのがポイントです。

10連休が終わったばかりで、今週末などは恐らく外出する人が少ないはずです。土日に出かけるのであれば、10連休直後の今週末は「逆張り」で考えれば、狙い目ではないか。生牡蠣を食べながら、そんなことを考えました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2019年5月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。