「#この髪でも大人やれてますバトン」始めます!

駒崎 弘樹

今、 #この髪どうしてダメですか? 地毛の黒染め指導はやめてください」という署名キャンペーンに賛同人として参加させてもらっています。

パンテーンの広告がきっかけに立ち上がった、本署名キャンペーン。地毛証明書を出させ、地毛なのに黒く染めさせる学校現場のあり方への違和感が広がったのか、既に1万人を越える方々から署名を頂き、感謝感激です。

これを東京都の教育長や教育関係者の方々に持っていきたいと思いますが、キャンペーンを通じて、中高生から「地毛証明書を出しても黒く染めろと言われ傷ついた」「自分はハーフなのに、なんで染めているんだ、と言われ悲しかった」という声をもらっています。

こうした今、校則によって傷ついている10代の子どもたちに対して、我々大人たちが伝えられることがあるのではないか。

「僕も、私もこんな髪だったけど、でも普通に大人にやれてるよ。だから気にしないで。悪いのはあなたでもあなたの髪でも無くて、社会の仕組みなんだよ」ということを伝えられたら。

そこで、考えました。

ALSの啓発の際に「アイスバケツチャレンジ」ってありましたよね?

氷水を被った動画をアップして、友達を指名したら、その人達がまた氷水を被って動画をあげるか、ALS団体に寄付をするかを選んでアクションをする、というもの。

全世界で1700万人もの方々が参加し、寄付金も約125億円も集まり、ALS研究が進んだそうです。

あんな感じで、自分が10代の頃の写真と今の写真を #この髪でも大人やれてますバトン をつけてみんながSNSにアップしていったらどうかな、と。

どうでしょうか?

アップしたらお友達を指名してもらって、「お友達も10代の頃の写真をアップしてもらう」か、署名サイトで署名する」か選択します。

指名されないでも「楽しそうだから」でアップしてもらってもOK。

え、お前はやらないのか、って?

ここまで言っておいて、自分がやらないわけにはいきません。

本邦初公開。僕の高校時代の黒歴史をここでお見せ致します!!!

 とうっ!!!

うわーーー、やってもうた・・・という感じですが、
当時の僕にとって、これはこれで大事な個性でした。

そして、僕に続いてくれる友人・知人も指名しますよ。

  • ジャーナリストでテレビでのお馴染みの堀潤さん。
  • 不登校や生きづらさを抱えている子ども達の塾を経営している、NPO法人キズキ安田 祐輔さん。
  • 価値観の多様化の体現のため、自身も髪を伸ばしているビジネスマンの寺口 浩大さん。

みんなで昔の写真をアップして、
「昔、こんな髪だったけど、普通に大人やれてます」
「今、こんな髪でも、ちゃんと大人やれてますよ」
って、
頭髪指導で悩んだり悲しんだりしている子どもたちに、伝えていけたらと思います。

心ある大人の皆さん、ご協力よろしくお願い致します!!

#この髪でも大人やれてますバトン


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2019年5月23日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。