苦難の歴史を持つ足立区長選・区議選は終盤戦へ

「無職で暇そうなので」というパワーワード。

そんなわけで、暇だったので(?!)やながせ都議から要請を受けたこともありまして、足立区議選では維新の会公認候補の「くちいし竜三」さんを個人応援しています。

くちいし竜三 公式HP
http://ryuzo-k.jp/index.html

くちいし候補は私が主催していた政治塾「OPEN」の塾生でもあり、人柄などについては存じている部分もあり、自信を持って応援できる候補であります。

「あたらしい党」は今回の足立区議選には候補者を擁立しておりませんので、各自が個人の判断で応援する人を決めたり、特にかかわらなかったりしています(党議拘束なし)。

例えばみやもと舜馬・荒川区議は、同世代の仲間である中島こういちろう候補の応援に入るようです。

先月の統一地方選では、主に女性候補たちが旋風を巻き起こして躍進をしましたが、現役世代の新人男性たちにも頑張っていただいて、地方議会に新たな風を送り込んでもらいたいなあと思います。

そんな足立区政はかつて、区長不信任案の可決→議会解散などの歴史を持つために、統一地方選から選挙日程がズレています。

1996年に共産党推薦の革新系候補が、保守分裂などの間隙を縫ってまさかの当選。そのときに公共事業を始めとした投資政策の多くが凍結され、その後遺症にいまだに足立区は悩まされています。

1999年に区長不信任案が可決され、23区では唯一の革新区政は幕を閉じたわけですが、

「共産党は批判勢力としては一定の価値はあっても、政権や首長を担わせては絶対にいけない

ということを証明した、もっともわかりやすい事例ではないでしょうか。

ただこうした経緯などもあって、足立区でも共産党は未だに一定の勢力を維持しており、色々と予断を許しません。

というわけで私は、特に与党(自民党など)支持者ではないものの、区長には先進的な取り組みでも実績をあげてきた現区長(近藤やよい候補)がよろしいかと思っています。

とにもかくにも、統一地方選からズレているため今ひとつ盛り上がりに欠け、投票率も5割を切ってしまう足立区長選挙・区議会議員選挙。

区民の皆さんはぜひ投票に行っていただき、政策や実績を見比べて最良の候補者を選んで下さいませ。

26日(日)が最終投票日、期日前投票も毎日20時まで行えますよ!

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、あたらしい党代表、前東京都議会議員、音喜多駿氏のブログ2019年5月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。