キリンと、信州上田の農家たちによる新たなチャレンジ

先月になりますが、長野県上田市丸子地区(旧丸子町)の若手生産者による新しいチーム「HEARTBEAT まるこ」の事業発表会が実施されました。この取組は、キリン社の地域活性支援の一環で行われたものであり、RCFも一年前の立ち上げの段階から関わり、私も上田市を何度も訪れていました。

地域活性化 僕らの手で 休耕地を有効活用、県オリジナル米栽培 20~50代農家ら7人、上田・丸子で /長野(毎日新聞)

キリンは、子会社であるメルシャンのワイン用葡萄生産地「椀子ヴィンヤード」を丸子地区にかかえており、この秋にワイナリーを開設することを契機として、地域活性化の支援を行うこととなりました。

丸子の農家も、急速な高齢化が進んでいます。そんな中、農家のネットワークを強め、丸子の農産物と観光を市内外にPRすることを目的に、このプロジェクトは開始されています。

まずは、「ワインにあったお米」の開発を第一弾として進めつつ、参画している農家の皆さんの持ち味を活かしたプロジェクトを続々と立ち上げていく予定です。

大企業と地域生産者のコラボレーションによって、どのような地域活性化が進んでいくか、ぜひ注目いただければと思います。


編集部より:この記事は、一般社団法人RCF 代表理事、藤沢烈氏の公式note 2019年6月5日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は藤沢氏のnoteをご覧ください。