約2年使用したiPad Pro(10.5インチ 2017年モデル)を下取りに出し、3月に発売されたiPad mini5に乗り換えた。ドコモで機種変更。Proからminiという意味ではダウングレードだし、ダウンサイジングだ。大満足、大正解。
新しいiPad Proも登場し、Face IDの採用、Apple Pencilやキーボードの進化など、なかなかそそるものがあった。今のモデルを使い続けるという手もある。
ただ、iPad Proを2年使って気づいたことや、自分の仕事スタイルの変化などから、機種変更に踏み切った。iPad Proはいちいち高性能だったし、意外にも軽かったし、便利だったのだが。手放した理由は次の通り。
私がiPad Proを手放した理由
・(少なくとも私が使っていた10.5インチモデルに関しては)キーボードが貧弱。いや、十分使えるのだが。たまに、認識しなくなるトラブルがあり、ストレスがたまっていた。結局、よっぽどの場合を除いては、気づけば外でキーボードを使わなくなっていた。さらには、外で文章を書く機会が減り。ノマド(笑)的にカフェで原稿を打つことがなくなった。
・上記の理由もあり、新聞(電子版)、雑誌(Kindleとdマガジン)を閲覧するのと、プレゼン用に使うこと、メールの返信をするくらいにしか使わなくなった。
・十分軽いのだが…。やや大きく、小さなカバンには入らないし、片手で持つにはやや大きい。
・リフレッシュレートがいい感じで、ヌルヌルと動く画面は素敵なのだが、そもそもiPadでそれほど動画を見なくなった。
・Apple Pencilもそれほど活用しなかった。
実に4年ぶりの登場となったiPad mini5は…。
・Apple Pencilが使えて、いざというときに便利。
・ディスプレイやチップが進化。
しており、いい感じ。なんせ、小さめのカバンに入るのがいい。無理をすれば、ジャケットのポケットにすら入る。マジックキーボードを使えば、出張先でもしっかりと文章を書けるし。両手でもって、親指でキーボードを打つと、意外に速く原稿を書けるし。
というわけで、乗り換えて大満足。なんせ、軽いのがいい。
モノは大事に使うべきだが。仕事の効率化のためには投資も必要で。さらに、このように大胆にツールを「着替える」ことも大切で。とにかく、ストレスを軽減するというのが、私のコダワリ。
さ、仕事しますかね。
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2019年6月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。