あらためて、築地と豊洲を歩いてみた

こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。

さて、先日のオリパラ&ラグビー特別委員会に関連して現場を歩く大切さを書きましたが、今日は、築地、豊洲、そして環状2号線の現状などについて、あらためて歩いてまわりました。築地のまちづくりを所管する都市整備委員会の森沢都議と共に、豊洲はじめ市場を所管する経済港湾委員会の私と、今後の質疑における課題やまちづくりの方向性について認識を合わせました。

というのも、最初に働いた三菱地所住宅事業部での先輩の言葉が今でも耳に残っているからです。私の所属した部署では、マンション用地の取得から販売までを一貫して関わらせていただくのですが、その際、

その土地の人が、どんな暮らしをしているのかを知らずして、マンションに住まう人がどんな暮らしをしていくのか想像できやしないだろ? 

何を食べて、どこの駅を使って、買い物はどこでするのか、それを想像できずに、マンションのデザインも間取りも価格も何も決められないだろう。

と、とある先輩から言われました。

政治も同じだと私は思っていて、その地域ごとの空気を感じること、そのために実際にまちを歩くことを大切にしています。今日は地元の方にオススメいただいた場外市場のお店で昼食をとり、質疑の中でもポイントになっているところを確認しながら歩き、築地街づくりのポテンシャルを活かす上で大事な要素の一つの浜離宮恩賜公園にも足を運び、改めて位置関係を確認し、バスで豊洲市場に移動しました。

築地のまちづくりは20年スパンで進められることになっています。今日の数時間を大切に、今後の活動に活かしてまいります。

築地市場跡地の解体工事仮囲い

暫定迂回道路は渋滞が見られる

浜離宮恩賜公園から築地市場跡地方面への眺望

豊洲千客万来施設予定地にある仮設?バーベキュー場

ここには書きませんが、たくさんの課題を肌で感じることになりました。担当局に確認しながら、より良いまちづくりに貢献していきます。


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2019年7月9日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログ『「聴く」から始まる「東京大改革」』をご覧ください。