徴用工について韓国は、慰安婦で彼らが勝手に潰した方式である両国の出捐による基金などを模索したいのだろう。
しかし、これは絶対に呑めない。しかし、提案に対していかなる場合もゼロ回答というのでは、きりがないし、ある種の玉虫色も外交の世界では必要だ。
私は落としどころとしては、韓国政府がつくって、あとは国籍を問わず任意の寄付を集める。ただし、日本政府や関係の日本企業は出さないというあたりかと思う。
在日韓国人の方など日韓決裂の場合には最大の被害者だろうから、おおいにだされたらいいし、韓国が大好きな例の呼びかけの77人や、野党の皆さんも多額の貢献をされるだろう。山本太郎さんもどうぞだが、政党助成金は使わないでねといいたい。
前川喜平さんも前川製作所の株でも寄付されたらどうか。古賀茂明さんも玉川徹さんも日韓友好の為に貢献されたらいい。
帰化されているが孫正義さんもちょっと財布のひもを緩められるといい。望月衣塑子さんも、津田大介さんも朝日新聞のみなさんもどうぞ。社内で募金されてもいいのではないか。
象徴的に関係企業の社長さんなどが個人で出されるのは妨げない。
日本側からは一銭も出さないというと角が立つからそのくらいはいいのではないか。
それも気に入らないという日本人がほとんどだろうが、そこで出した分は別のところでしっかりもとをとればいいのではないか。
八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授