六本木ヒルズのHills Breakfastに参加。
1枚20秒のスライド × 20枚 で5人が登壇。テンポの良さとプレゼンの上手さが、心地よかったです。一方で、もう少し掘り下げて聞きたい、質疑応答したいなどの気持ちも芽生えました。
久しぶりに、登壇者の一人のスタディサプリAI研究所所長の小宮山利恵子さんと再会。
新刊『レア力で生きる』「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣を読みました。
「酒に酔った父が、リビングにあったテレビを私の頭めがけて投げてきた」などの原体験と、「どんな子供たちにも平等に教育の機会を与えたい」という強い気持ち。
スタディサプリAI研究所所長という天職に転職するまでの過程を追体験できます。
〇旅をする
〇副業する
〇学ばないマジョリティから脱出する
〇掛け算する
などそれぞれのエッセンスも肯くことが多いのですが、最も共感したのは「弱いつながりを大事にする」ということ。
「強いつながり」を持つ人たちは、同じような環境、生活スタイル、価値観を持つ場合が多いので情報も偏りがちですが、「弱いつながり」の人たちは自分とは異なる情報をもたらしてくれる可能性が高いという。
そして、「弱いつながり」がきっかけで新しい仕事や出会いが生まれることがたくさんある。「弱いつながり」は、どこでどう「強いつながり」になるか分からないという。
来るもの拒まずの精神が大事だ。
すーっと読める本でした。
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年8月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。