こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日も原子力規制委員会・経産省・農林水産省・環境省と4省庁からの概算要求レクを受けました。
大阪では交野市議会議員選挙の真っ最中で、梅村みずほ議員は東京に来られなかったので…。
遠隔会議アプリを使って、リモート参加を実験的に試してみました。使用したアプリは「zoom」。
特別な機材を用意しなくても、スマホ&ノートパソコンがあればOK。
概算要求の資料はすでに各省庁のウェブ上にアップされているので、PDFのデータを事前に共有して、梅村議員には向こう側で画面から見てもらえればOK!
というわけで、便利な時代になったものです。。
ただこのやり方(スマホ画面)だと、職員側からみた梅村議員が超小さいですね…(苦笑)。
我々のいる議員会館(永田町)と官僚の方々がいる各省庁(主に霞が関)は隣接地域とは言え、往復する時間はそれなりの負担になります。
加えて原子力規制委員会のように、離れた場所に立地している部門(六本木一丁目)もあります。
そこで本年中旬からは、厚労省が議員への説明をテレビ電話で完結させる実証実験を行っています。
議員説明、テレビ電話で=働き方改革で試行-厚労省:時事ドットコム
厚労省では、議員が正式な窓口の国会連絡室を通じて依頼する議員レクが年間9000件超あり、担当職員に直接連絡して対応してもらうケースを含めると件数は倍以上になるとみられる。職員によると「1回行って帰ってくるだけで30分はかかる」という。
(上記記事より抜粋、強調筆者)
先の厚労省・働き方レポートで過大な負担が話題になったばかりですが、国会質問以外にもこうした通常時の「国会対応業務」が官僚の皆さまの負担となっていることは間違いありません。
また地元が遠方である議員にとっても上京する負担が減りますし、往復にかかる交通費を節約することにもつながります。
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一方で…テレビ会議・ネット会議をやる度に思うのですが、一瞬の「タイムラグ」が存在したり、複数人数が一斉に話し始めてしまいがちなど、やはりまだ実際に集まる会議に比べると見劣りする面があることも事実。
説明を聞くことが中心となるレクであれば良いですが、丁々発止に意見交換するような議題になるとちょっとやりづらいかな…と感じるのが正直なところです。
TPOに応じて使い分けて、できるだけ双方の負担を減らしながら、建設的な政策提案ができるようなやり方を模索していきたいと思います。
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それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2019年9月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。