真に必要な人に、必要な情報を届ける「アウトリーチ」、災害や福祉の分野でその重要性が近年、叫ばれていますが、なかなか難しい課題です。
そうした中、株式会社POTETO Mediaの古井康介さんが、クラウドファンディングを始めました。
高校卒業時、父の年収が100万円しかなく、大学進学を諦めていたとき、たまたま奨学金の広告を見て、進学できたという古井さん。
2020年度から始まる低所得世帯の「大学の無償化」制度について、知っている人はわずか40%ということに愕然とします。
必要な人に、必要な情報を届けたい。
必要な情報を分かりやすくまとめるだけでなく、年齢や地域、家族構成や年収を入力することで 使える制度をピックアップして表示する検索機能も整備。 将来的にはアルゴリズムを強化し、 利用可能な必要な制度をプッシュ型で提案することも想定しているとのこと。
情熱とテクノロジーがぶつかったときに、どうなるか期待したいです。
<井上貴至 プロフィール>
編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年10月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。