祝ナショナルズ初優勝!でも金融市場関係者に激震?

安田 佐和子

ラグビーW杯決勝戦を控えた日本ではすっかり忘れられた感がありますが、米国ではワールドシリーズでワシントン・ナショナルズが初の優勝を果たしました。ワシントンD.C.のチームとしては95年ぶりの快挙です!大ファンのバーナンキ元FRB議長も、手を叩いて歓喜していることでしょう。ブログをみると、今年2月で更新が止まってますが…。

ナショナルズ公式ツイッターより(編集部引用)

バーナンキ氏、ナショナルズの選手との貴重なオフショットは、こちらをご覧下さい。

(ご参考:ちなみに、ナショナルズと言えば、1969~2004年まではモントリオール・エクスポズと名乗り、カナダのチームだったんですよね。2005年に米国に戻ってきたため、現時点でカナダのメジャーリーグ・チームはトロント・ブルージェイズのみです)。

Congratulations Nationals!!

ただ、金融市場に片足を突っ込む日本人野球ファンとしては別の意味でドキドキする展開となっています…。優勝争いからかけ離れた万年Bチームが優勝した年は、金融市場を揺るがす出来事が発生しやすいんですもの。

例えば、阪神が優勝した1985年はプラザ合意がありましたよね。シカゴ・カブスがビリー・ゴートの呪いをはねのけ108年ぶりにワールドシリーズ制覇を達成した2016年は、トランプ大統領が誕生しました。今年は、せめて米中貿易協議の第1段階合意という、ポジティブ・サプライズで幕を閉じて頂きたいものです。


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2019年11月1日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。