経済戦略構想セミナー 昼時勉強会にて、規制改革への私の取り組みについて講演する機会をいただきました。
政治家になって7年、規制改革に取り組んで来て確信していることは、規制改革は社会のアジェンダとしてセットされてこそ進めることができる、ということです。各界のオピニオンリーダーが集まるこのような会で、これまでの規制改革への取り組みを共有することで、皆さんの何かヒントとなり、ご自身の事業や日常生活を見渡して、新しいことへの挑戦や快適な生活のために壁になっていることがあれば、ぜひ問題提起していただきたいのです。
今回会場で共有したこれまでの規制改革への取り組みは以下の通りです。詳細についてはそれぞれ関連ブログや取材対応記事にリンクしますので、是非ご参照ください。
今後の注力エリアについては、優先事項を以下の5点に整理します。
戦後の経済成長と国際化で成熟した日本は、インターネット時代における情報量の増加、双方向性、流動性により、日本人の価値観は多様化しています。ものづくりで成長してきた経済は、ソフトウエア先行の世界経済の真っ只中にあり、国は戦後ハードウエア中心に形成されたルールのままで新規ビジネスが制限され、また、現代の国民の選択肢の幅は狭く、いつもどこか息苦い状況です。
これまで充分行って来たとは言い難い、産業の成長や変化を見据え、規制や古い慣習を、加速的に見直さなければならなないと思っています。
特に進まない国会改革については、昨今の報道でも見ていただけるように、もはや霞ヶ関と永田町だけの問題ではなく、国民の皆さんの主権をお預かりしている国会議員と、国のオペレーションを預かっている行政の時間が延々と無駄に使われている状況です。国民の皆さんからの、国会改革を進めるべきだという大きな声が、改革の重い扉を開きます。
多様化し、自立していく人生100年時代の国民と産業のために、古い規制を見直し、無用な負担を軽減し、より多くの選択肢を提供し、一人一人が自らの価値観と意志のもと、人生を自由に設計でき、安心して楽しく暮らせる国作りを目指します。政治行政がそのような本来の仕事にコミットして力を発揮できるよう、国民の皆さんからも提案と応援をよろしくお願いします。
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電波、通信、放送政策、海洋水産政策、社会システムのデータ、標準化に取り組んでいる。2007年上智大学理工学部卒業後、NTTドコモに入社。2012年の衆院選で自民党から立候補し、初当選。第3次、4次安倍改造内閣にて17年8月〜18年10月、総務大臣政務官 (情報通信、放送行政、郵政行政) 兼 内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度担当) を歴任。公式サイト。LINE@では、イベントのおしらせや政策ニュースをお届けしています。登録はこちら。
編集部より:この記事は、自由民主党青年局長、衆議院議員、小林史明氏(広島7区)のオフィシャルブログ 2019年11月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は小林史明オフィシャルブログをご覧ください。