17日に「大饗の儀」の二回目が終わり、天皇陛下のご退位、ご即位に、関連する一連の国事行為、皇室行事が一段落しました。
私もこの1年間、財務副大臣、外務副大臣と認証官の立場であったこともあり、退位礼正殿の儀、即位後朝見の儀、即位礼正殿の儀、内閣総理大臣夫妻主催晩餐会、饗宴の儀、大嘗宮の儀、大饗の儀と参列をさせていただく栄に浴しました。
平成に続く令和の時代、我が国の連綿と続く歴史の重みを感じながら出席をさせていただき、あるいは外国からの来賓を接遇させていただきました。
降りしきる雨が一時的に止み、陽の光が差した「即位礼正殿の儀」、大都会東京の真ん中で静寂の中で、暗闇の中で、炎だけの明かりのみで厳粛に進められた「大嘗宮の儀」、それぞれの儀式が大変厳粛で印象深いものでした。また改めて日本という国が、豊かな自然の恵みの中で多くの自然災害を乗り越え今日を先祖が創ってきた国なのだということを改めて実感したところです。
歴史上、国難にあたって大変革を断行したり、戦場で先頭に立って陣頭指揮をするといった役割を担う「政治」とは基本的に離れたところで、まさに日常の営みである暮らし、そして農作物の生産がつつがなく行われることを長きにわたって祈り司ってきた天皇家が、まさに豊穣の国日本の象徴なのだということも感じた大嘗宮の儀でもありました。
そして同時に新たな令和の時代、様々な課題が山積する中にあって、自らも、日本の未来、国民のために粉骨砕身、国事に励んでいかねばと改めて身の引き締まる思いで臨ませていただきました。引き続き全力で頑張ってまいります。
鈴木 馨祐 外務副大臣、衆議院議員(自由民主党、神奈川7区)
編集部より:この記事は、外務副大臣、衆議院議員の鈴木馨祐氏(神奈川7区)のブログ2019年11月20日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「政治家 鈴木けいすけの国政日々雑感」をご覧ください。