貧乏になりようがない「超おすすめの思考法」とは?

こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
※Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

世は「副業ブーム」で様々な稼ぎ方が提案されています。SNSなどでも「これで稼げる!」みたいなワードが飛び交っているのをよく目にすることがあります。そしてメディアなどでは「ワーキングプア」「ブラック企業」といったネガティブなワードと、それに苦しむ人の記事などが掲載されていて「お金が欲しい」という人の気持ちが垣間見えるようです。

貧しい生活や想いをしたいと思う人は誰一人いないと思うのですが、同時に全員が副業で裕福になるとも思えません。が、今回、私がオススメしたい思考を持つことで、すべからく全員が貧しさから開放されると感じています。

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「ケチ」で生まれたお金は残らない

私は人生でかなり長い期間を、経済的に苦しい時間を過ごしました。

この貧しい時期は「お金を使わないこと」に全力を注いでいました。スーパーの閉店間際に駆け込んで半額シールの付いたお惣菜を買い込み、欲しいものはネットオークションで格安で手に入れ、旅行は夜行バスを利用するなど、極限までお金を使わないことで貧しさを乗り越えようという思考でした。ゾットするほどのケチケチ思考でした。

が、このような節制はストレスが貯まります。唐揚げを100円で手に入れることができても、お刺身は半額でも400円、500円で売られていてなかなか手を出すのに勇気が必要です。本当は揚げ物ではなく、新鮮な刺し身を食べたいのに手が出ません。すると「我慢」が生じて、そこにストレスを感じていたのです。

しかし、「節約>食の快楽」という構図を崩せず、毎日、我慢を強いられたことで「新鮮な刺し身の代わりに、安い炭水化物をたくさん食べる」という、典型的なダメダメストレス解消法を実践し、余計な贅沢と不健康を獲得していました。

このような精神的節制のダムは、いつか必ず崩壊するときが来ます。人間の忍耐力には限界があるのです。渡しの場合、幸いにしてお金のかかる趣味はありませんでしたが、ケチケチして我慢の限界に達した時に、必要もない家具やインテリアなどを爆買してしまいました。

どれも安物ばかりを買っていたので、すぐに壊れたり、使わなくなったりして結局長く使えずに粗大ごみ行き、という体たらくです。

ケチで溜めたお金は、結局ムダに流れていくだけなのです。

お金を「使う→稼ぐ」へ移行する

今は起業したことで、高級フルーツギフトのネットショップ経営や、英語多読の教育ビジネス、講演や執筆活動などで稼いでおり、ありがたいことにお金の不安を感じることはなくなりました。

もちろん、てんぐになって慢心したり、上から目線になるつもりはまったくありません。凋落の始まりは「春の季節が永遠に続く」という幻想への慢心と常に決まっていますから、今後も油断してビジネスの手を緩めるつもりは全くないのです。

かつてはお金を使う一方だったのに対して、今ではひたすら稼ぐことに時間を使っています。もちろん、必要な書籍や教材などの情報を買ったりしていますし、資産運用としての投資はかなり積極的に行っています。

ですが、やたらに高級食材を楽しんだり、インテリアなどにお金をかけることはなくなりました。なぜなら、お金を使うより、稼ぐ方が楽しいですし、お金の不安から開放されることを理解できたからです。

自分が持っている限られた時間を、お金を使うことではなく、稼ぐことに費やす…。その方が有意義で楽しい時間を過ごせて、さらには経済な不安からも開放されるという境地にたどり着いたわけです。これこそ、今回オススメしたい思考なのです。

お金を使う時はすべてが「投資」行為

現在の私はお金を使う時も、すべて投資行為の一環として実践しています。

外食をする時は、ワンコインランチで揚げ物が出てくるお店は選ばず、1,000円でも新鮮な野菜が豊富に出てくるお店を利用します。これは「+500円で健康を得る」という投資目的を満たすためです。

また、先日より筋トレを実践しています。記事を書いた時からトレーニングはずっと継続しており、少しずつ重量の重いものを持ち上げる筋力を獲得しつつあります。1回わずか300円ほどの激安投資ですが、筋トレをする目的は、「体力をつけてよりビジネスに邁進するため」「テストステロン値を高めて、果敢に挑戦するメンタルを醸成するため」という、やはり投資目的があります。

書籍を買う時は「購入して得られた知識やノウハウについて、自分の体験談と絡めてセミナーやブログで役に立つ情報としてシェアする」という位置づけです。これも同じく、投資行為にあたります。

お金を使う時は、必ず後で利息をつけて回収する、という思考で取り組んでいます。

稼ぐに追いつく貧乏なし

会社員をやめ、起業家・投資家として日々稼ぐことに奔走する生活をしていると、「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉が腑に落ちるようになりました。働くのをやめない限りは、ずっとお金は入り続けますから「お金がなくなったらどうしよう」という不安とは完全に無縁でいられます。

昔はランチに1,000円以上使うことは、年に数回程度の贅沢行為だったのですが、今では「これが食べたい」と思ったら、まったく値段をみずに迷わずオーダーするようにしています。

これは「自分は稼いでいるから贅沢ができるんだ」と稚拙な自慢をしたいわけではなく、「本当はこれが欲しいのに…」という、我慢を溜めることにもはや有意義さを感じないからです。上述の通り、かつてそれをやって失敗をしました。ケチから生まれたお金は決して生き金にはならないのです。

貧乏から開放されるには、「使う→稼ぐ」というお金との付き合い方を変えることです。そして「稼ぐ」ことは苦痛や我慢などではなく、人から喜ばれる本来楽しさに溢れた行為です。今では使うことで得られる幸福度より、稼ぐことの方が圧倒的に大きいと感じて、楽しく稼いでいます。

「楽しく稼ぐ方法論」を体得した時、もはやその人は貧しさから開放されると考えます。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

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