玉木さんは、眼前の野党再編騒動のはるか先を見据えているんだと思う。その意味では、どっちが「蚊帳の外」に置かれることになるのか、立ち止まって冷静に見つめ直す必要があるのではないか。 https://t.co/u94iNXI5Eq
— 長島昭久 (@nagashima21) December 12, 2019
ですから、「党首」としては敢えて同僚の行手を阻むようなことはせずに、小沢氏や中村喜氏の導く流れに乗って、ご本人としての勝負は他日を期すということではないでせうか。玉木さんには、そういう時間的猶予も、実力もあるんだらうと思ひます。 https://t.co/oZNRfHeIQw
— 長島昭久 (@nagashima21) December 12, 2019
ここは長島昭久氏の意見に同調する。
軒を貸して母屋を取られた、などと揶揄されている方がおられるが、玉木さんは耳に入らないような振りをされていたほうがいいだろう。野党合同会派に参加した国会議員が、こぞって立憲民主党に合流することなどあり得ない。
玉木氏は、国民民主党に蓄えられている貴重な財源を、立憲民主党の枝野氏や国民民主党の外様でしかない小沢一郎氏にそっくりそのまま献上するような人ではないはずだ。
選挙を間近に控えて大きな塊を作りたいのはそのとおりだろうが、国民民主党が立憲民主党の前に膝を屈する必要はさらさらない。
国民民主党としては、立憲民主党に移籍したい人はそれぞれ勝手に自分の判断で行けばいい、くらいの突き放した応対でいいはずだ。
対等合併以外あり得ない、という方針で行かれるのだったら、最後までその方針を貫かれることだ。
国民民主党にとっては参議院の国民民主党の議員の存在が益々重要になるはずである。
2年半後の参議院選挙を見据えて、今からしっかり体制を整えていくことである。
玉木さんは10年後を見据えて動いているはずだ、と長島昭久氏は見ているように思う。
目先のことに一喜一憂する必要はない。
選挙協力や競合する候補者の調整以外は、一切応じる必要はない。
念のため。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年12月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。