今の大阪がギャンブル都市であるかどうかは知らないが、IR誘致に成功すれば日本有数のギャンブル都市として認知されるようになるのだろうと思っている。
維新の都構想をはじめとする大体な統治機構改革に対する取り組みは高く評価するが、大阪市や大阪府がIR推進の旗を掲げ続けていることに対してはどうしても引かざるを得ない。
東京と比較して相対的に地盤沈下が指摘されていた大阪がかつてのような賑わいを取り戻すことは大賛成だが、その方策の一つとしてIRを掲げるのには違和感がある。
まあ、関東にいる私たちには簡単に理解出来ないような特別の事情があるのかも知れないが、大阪になんとなく猥雑なイメージが付着しないようにするための特別な対策を講じられた方がいいのではないだろうか。
維新がIR推進に動けば動くほど、維新は大阪のローカル政党のイメージが強くなる。
そろそろ東京方面でも確固たる地位を築いてもらった方がいいのだが、と思うが、私が見ている範囲ではなかなかそうはなりそうにない。どうしてかしら。
音喜多さん等の若い方々が頑張っても、一向に変わらないようだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年12月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。