見方と味方 〜 政治の評価軸を作らねば

こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。

年の瀬のお忙しい日々、皆さんいかがお過ごしでしょうか。昨日は久しぶりに自らをシャットダウンして、何もしない1日を過ごしました。

何もしないといっても、メールやらSNSやらは届くわけで、それに一喜一憂させられたりもします。私としては、相手が誰であろうと同じ姿勢で対応しているつもりでも、その見え方は違うんだなと思える2通のメールがありました。

「お前は政治家には向いてない。出て行け。」

「一緒になって考えてくれる議員さんに初めて会いました。政治家のイメージが変わりました。」

ぱくたそ(編集部)

私は、要望や陳情を受けても、その内容を都庁職員にゴリ押しするようなことをしません。何がボトルネックになっているのかを聞き出し、解決策を伝えます。

要望者にとっては、手間が増える場面もあり、それは互いの歩み寄りにとって必要なことだと思っていますが、これまでの一方通行の政治に慣れている人は、私のやり方は気に食わないようです。

政治家の活動は目に見えにくく、評価基準もないので、見方によって振れ幅も大きいのだろうなと思うところです。だからといって、相手の顔色をうかがっていたら自分がブレてしまいます。

あと1年半、政治や政治家をどう見るのが正しいのか、つまり評価軸を打ち出していくことも大切だとぼんやりと考えています。より良い政治家が選ばれていくために。政治家がブレないために。


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2019年12月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。