今日から25年前の1995年1月17日未明、6,434名の死者を出す大災害が神戸で発生しました。私は当時一橋大学の一年生で20歳。多くの方と同じように、阪神高速線が横倒しになっている映像に衝撃を受け、「社会は実はもろいものだ」と感じ、社会を前提とせず、社会を支える仕事に取り組みたいと思うようになりました。
報道各社もこの区切りに際して様々な取り組みを行っています。朝日放送は、25年前の取材アーカイブ映像の38時間分を公開しました。
阪神淡路大震災25年 激震の記録1995 取材アーカイブ(朝日放送グループHD)
朝日新聞は、スマートフォン向けのサイトを作り、発災当日のタイムラインを追えるようにしています。
1995年は平成7年でしたが、今年は令和2年。時代は代わりましたが、首都直下地震や南海トラフ地震、あるいは例年起きるようになった台風や豪雨による大規模災害がいつ起こるとも分からない状況に変わりはありません。
過去の災害の歴史を振り返り、これから来るであろう災害に備え続ける必要が社会にはありますし、復興を主な業務としているRCFとしても、適切な準備を日々続けていきたいと考えています。
阪神淡路大震災で犠牲になった方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
編集部より:この記事は、一般社団法人RCF 代表理事、藤沢烈氏の公式note 2020年1月17日の記事を転載しました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は藤沢氏のnoteをご覧ください。