時間というのは、1日に24時間誰でも公平に与えられています。しかし、その使い方によって、価値は大きく変わってきます。
私は、自宅の近くにあるスターバックスコーヒーに朝出かけるのが日課になっています(このブログもスタバで下書きしています)。
平日の開店時間は7時で、9時ぐらいまでに行くことが多いのですが、このお店では7時半を過ぎると店内の座席は満席になり、座れなくなります。そしてその状態が、9時前まで1時間ほど続くことになります。ほとんどの人が通勤前にパソコンを使って仕事をしているので、始業ギリギリまで離席しないのです。
また、9時少し前になると、今度はテイクアウトで買いに来る人が急激に増え、レジに行列ができます。これは、始業が9時の会社に勤務している人が集中するからだと思います。
ほぼ毎日、様々な時間に観察して私が出した結論は「スタバには9時10分に行け!」です。9時過ぎになると、テイクアウトの行列もなくなり、店内もガラガラで快適に利用することができるのです。
同じコーヒータイムで寛ぎたいのであれば、誰でもスムーズに会計を済ませ、広々とした店内を使える時間を選びたいはずです。
朝のスタバの例を出しましたが、スタバに限らず時間の選択の自由があれば、その人の時間に対する豊かさを高められます。
例えば、1時間のお昼休みでも、12時から一斉に取らなければいけないよりも、自分の好きな時間に取れる方が、同じ1時間の価値は高いと言えるのです。
あるいは、長期のお休みも、お盆や正月に一斉に取得するのではなく、好きな時に選択できれば、リーズナブルな価格で余裕のある休暇を過ごすことができるのです。
時間があると言うことと、時間が自由に選択できること。2つの事は似ているようで、大きな違いがあることに気が付きました。
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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年2月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。