「嘘つきだ!」「そっちこそ、謝罪しろ!」→政策論議してください…(国民の声)

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

全員が全員とは無論申しませんが…2月4日の衆議院予算委も、一部野党の質問は本当に目も当てられない有様でした。

「人間としてどうか」と面罵 安倍首相、野党議員に―衆院予算委:時事通信

あいも変わらず「桜を見る会」問題で、言った言わない・総理が不誠実だのの応酬。。

昨日の答弁で言えば、安倍総理が「ホテルに規約などない、また嘘を付くのか」と先走ったのは良くなかったし、そもそも本件で不可解・不誠実な対応も沢山あります。

ただもう多くの有権者・国民は「今回の安倍総理はやりすぎた、反省するべし」とは思っているものの、それ以上に「退陣しろ」とか「もっとこの問題を議論して欲しい」とは思っていないわけです。

夜のアベプラでも、共演した小西議員が

「安倍総理だから文書の改ざんなどが起きる。とにかく安倍を交代させなければダメだ!」

とまあずっとおっしゃっていて、このマインドじゃ建設的な議論になるはずがないですわな。

私たちが議論・提案するべきは「為政者が変わっても廃棄・改ざんができないルールや仕組みづくり」であって、とにかく政権交代すれば良いわけではありません。

次の為政者が「安倍よりもマシ」な保証は、残念ながらどこにもないからです。

それどころか、むしろ「久兵衛の寿司を出してたから買収」レベルの追及をしてた人たちの方がマシだなんて到底思えないという有権者の感覚は、極めて正しいものだと思います。

2月4日最後の質問バッターに立った維新・足立康史議員は、夫婦別姓制度を始めとしてしっかりと「制度の話」を対案として出していきました(同時に足立節も炸裂してましたが)。

確かにこうした制度の話はわかりづらいし、つまらないから「マスコミ受け」はしないかもしれません。

それでもこうした本質的な議論を挑んでいき、それをわかりやすく有権者に伝えていくという挑戦こそが野党に求められているはずです。

他党の対応を他山の石とし、引き続きあるべき姿をしっかりと見据えて研鑽を積んで参ります。

アベプラを視聴していただいた皆さま、ありがとうございました!

鬼滅の刃を探したものの、コンビニ8軒回っても全滅したのでふて寝します。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2020年2月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。