ブランディングの究極の目的は…『「好き」の設計図』

イマジナ代表取締役社長 関野吉記さんの『「好き」の設計図』を拝読。

ブランドは未来への投資。ブランディングの究極の目的は、相手に好きになってもらうこと。そのためには、どうやって伝えるか、必死に考えることが大切。

たとえば、企業理念や社長のあいさつから、売上の推移、製品紹介、沿革、さらには福利厚生まで余すことなく詰め込まれた会社案内。いったい誰がそれを読んでくれるのか冷静に考える必要があるという。

ブランドは社員から生まれる。その上で、社員に浸透させるための具体的な方法も紹介する。

①ブランドコンセプトの明確化
トップのメッセージ

②ブランドの具現化
ブランドに込められた想いを常に社員の目に触れる場所に見える化しておく

③ブランドを浸透させるための社内環境づくり

ミドル社員がトップになりかわって、そのままでは伝わりにくい部分は翻訳したりしながら、現場レベルに伝えていく

④ブランドイメージの浸透を可視化
社員の理解・共感・行動をそれぞれ数値化・見える化する

⑤共感を生み出すコンセプトやストーリーを社外へ発信
各部署がそれぞれの判断で行っていた社外への発信を、ブランドイメージを踏まえたものに統一

とても分かりやすかったです。


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2020年3月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。