こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
昨日は国民的スターである志村けんさんの訃報が駆け巡り、日本中が悲しみに沈む一日となりました…。
志村けんさん、国境を超えて台湾人にたくさんの笑いと元気を届けくれてありがとうございました。きっと天国でもたくさんの人を笑わせてくれることでしょう。
ご冥福を心から祈ります。 pic.twitter.com/8TCe9udxpC— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) March 30, 2020
台湾からもメッセージが(泣)。
私たちが小さな頃は毎週月曜日といえば「だいじょぶだぁ」だったし、本当にたくさんの笑いと勇気をもらいました。
日本社会に対する衝撃は大きく、消費者心理も冷え込み、ますます経済対策について政治の責任は大きくなると思います。
志村けんさん、本当にありがとうございました。悲しみを乗り越えて、私たちは必ず前に進んでいきます。
安らかに眠って下さい。
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そして夜は、小池百合子知事による緊急記者会見がセットされ、すわ「ロックダウン(都市封鎖)か?!」と多くの関係者が懸念をしておりましたが、
都民にナイトクラブやバーなど接待を伴う飲食店利用の自粛を求める=小池都知事が緊急会見で要請https://t.co/FkJMWmMDzA
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を強めるため、
小池百合子東京都知事は緊急会見を開き、夜間の外出、接待飲食店の利用自粛を求めました。
会見資料はこちら↓ pic.twitter.com/wtdQYkHjWe— ニコニコニュース (@nico_nico_news) March 30, 2020
カラオケやライブハウス、ナイトクラブやバーなどのエンタメ系を中心とした特定業種・特定箇所に行くことにさらなる具体的な自粛を求めることが中心の内容でした。
名指しで業種・業態を指摘したことによって、対象業界への経済的ダメージは計り知れないものになります。
小池知事からも「国に要望することに加えて、都独自の対応を検討」という発言がありましたが、ここが極めて重要です。
可能であれば、生煮えでもその内容とセットで発表して欲しかったとは思いますが、現行の国の経済政策だけでは倒産・閉店が続出してしまうことは間違いありません。
それにしても、3月初旬から10兆円規模の財政出動を我々が言い続けてきた時に、「予備費(2700億円)で対応」と頑なに強弁していた安倍政権の対応は、一体なんだったのか。そして自民党からようやく出てきたのは、今さら真水で20兆円程度。いま必要な50~60兆円にたどり着くのは一ヶ月後か。遅すぎるよ
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) March 30, 2020
国会から改めて政府に強く働きかけると同時に、都の独自政策にも期待し、注視していきたいと思います。
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他にも現時点では遊技場や性風俗店における感染はなく、「接待飲食業」で陽性患者が発生している可能性が高いなど、かなり感染源が特定されていることがわかりました。
「#不要不急の記者会見」がTwitterトレンドに入ってるけど、小池知事の会見、そこまで批判される内容だったかな…?感染源がかなり特定されていること等、それなりに有益な情報はありました。記者会見への期待値(?)や不安が上がりすぎているので、「緊急」などと銘打たない方が良いのかも。
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) March 30, 2020
補償について具体的な政策を同時に発表して欲しかった等、細かいことを言えばもちろんキリはありませんが、トップリーダーが自ら素早く情報を伝えるという点で、今回の記者会見は良かったと思います。専門家を同席させている点も好印象。 https://t.co/F4iZDgP5r5
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) March 30, 2020
今回の記者会見に対しては「不要不急だ!」「中身がない!」などの批判がSNS上を中心に巻き起こっているものの、総じて私個人としては前向きに評価できる内容も多かったと感じています。
定例記者会見ではないという意味で「緊急記者会見」という打ち出しになってしまうのだと思いますが、もう少し過剰な不安あるいは期待が高じないよう、見え方の工夫が必要なのかもしれません(あとテレビ通話でやるとか)。
記者会見自体はTweetもした通り、専門家を同席させてきちんと専門的知見から情報を都民に伝えていることもポイントが高いと思います。
批判を浴びようとも、非常時には自らの言葉で素早く情報発信をするのがトップリーダーの務め。
だからと言って小池百合子知事の再選はまったく支持しませんし、都知事選には対抗馬を立てることを諦めていません(?!)が、私は常に是々非々です。
良い点は率直に認めて可能な部分で協力し、批判するべきは指摘をして対案を出す。
とりわけ現在のような非常事態においては、都政の関係者ともできる限り協力し、東京都選出の国会議員として国への働きかけをしっかりと行っていきたいと思います。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年3月30日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。