雑誌「TARZAN」の腹筋特集は不要になるかもしれない

こちらで紹介した、リアルな「人体実験」。青山のメンズクリニックで、ネオスカルプトという最新のマシンを使って、腹筋を鍛える施術を取り敢えず1週間に3回(毎回20分)、集中的に受けてみました。

腹部の深部にある筋肉まで届く特殊な波形の電気を吸着した吸盤から流して、筋肉の引き締め強化をしていきます。腹部に機材を装着してもらい、20分ただベッドに横たわっているだけですが、慣れるまでは違和感を感じ、思わずうめき声をあげてしまうような負荷がかかります。

そして、20分後には、お腹の周りが正座をしたときの足のようにしびれていて、翌日以降も腹部の筋肉痛がありました。

わずか3回、合計で1時間だけしかやっていませんが、自分でもはっきりわかる位、体形に変化が現れました。そこで、クリニックの3Dカメラで施術前と同じように写真撮影をしてもらいました(写真)。

左と右を比較すると、お腹周りが全体に引き締まり、特に体の前面より側面の贅肉がスッキリと落ちているのがわかります。

この間は毎日の生活は変えておらず、毎日お酒も飲んで、食事もいつも通りにしています。とすれば、この施術による成果と考えるのが自然です。

ここ数年、毎日自宅で腹筋トレーニングをして、週一でパーソナルトレーニングも通っていますが、今までなかなか変わることのなかった腹筋が、わずか3回でここまで変わるのは驚きです。

医師の指導の下、クリニックで行うので、安全性の心配もありませんし、結果をビジュアル化して、定量的にチェックすることができます。

これからも、自宅でのトレーニングやスタジオでのパーソナルトレーニングも続けていこうと思います。しかし、こちらは上半身に集中させ、腹筋はクリニックでやるという分業が合理的ではないかと思い始めました。

腹筋といえば、この季節になると雑誌「TARZAN」が特集をするくらい関心が高まりますが、苦労して腹筋トレーニングをやる必要が無くなれば、雑誌の腹筋特集を読む必要もなくなるかもしれません。

更に通い続けて、どんな変化が起こるか。あと数週間で「目標達成」できるかもしれません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年6月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

アバター画像
資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。