悔しい惜敗。しかし来年の北区都議選で、佐藤こと・チーム音喜多はトップ当選を目指す!!

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

皆さまに多大なるご支援をいただいたのものの、私が応援した候補者たちは

都知事選・小野たいすけ候補 4位
都議会補欠選(北区)・佐藤こと候補 3位
都議会補欠選(大田区)・松田りゅうすけ候補 2位

という結果となりました。ご支援をいただいた皆さまに改めて御礼を申し上げますとともに、力不足を心よりお詫びしたいと思います。

都知事選については詳細なデータが出てからまた分析したいと思いますが、まったく無名の新人であった小野たいすけ候補が短期間で浸透し、また私が昨年の参院選東京選挙区で獲得した票数(約52万票)を大幅に上回ったことは特筆に値すると思います。

一方で、維新支持層をまとめきれなかったことや、北区においても山本太郎候補の後塵を拝してしまったことは大きな反省点であり、候補に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

この結果をしっかりと分析し、都政を変えるために次できることを模索していきたいと存じます。

小池百合子知事、ご当選おめでとうございます。都知事選の政策論争で出てきた争点について、前向きな議論ができる都政運営を心より期待しています。

さて都議補選について、大田区で維新が立憲(野党共闘)を抜いて2位で終わったことも本当に物凄いことなのですが、


(松田りゅうすけ候補、お疲れ様でした!)

そちらの分析は地元の柳ヶ瀬議員に任せて、私は北区の結果について述べたいと思います。

天風(都民) 23,186
山田(自民) 52,225
佐藤(維新) 33,903
斉藤(立憲) 36,215
新藤(N国) 6,125

※届け出順、敬称略、山田候補は公明党、佐藤候補はあたらしい党、斉藤候補は共産党がそれぞれ推薦

もちろん勝つつもりでやっていたので、本当に悔しいです。悔しいけれど。

自民+公明党候補の得票数を6万票以下へと大幅に割り込ませ、立憲+共産党候補に約2000票差まで迫り、小池知事とダブル選挙をした都民ファ候補に1万票以上の差をつけたこの結果は、客観的には大健闘といって差し支えないと思います。



(参考:2013年と2017年の都議選北区結果。朝日新聞デジタルより抜粋)

ちょうど1年後となる都議選(本選)では、北区の議席は三議席。現職には公明党と共産党がいるので、今回は共闘した自民+公明、立憲+共産チームが分かれて議席を争うことになります。

なお、北区は23区の中でやや特殊な傾向があり、公明党の現職衆議院議員・共産党の前衆議院議員がいるように、今回は側面支援に回っている公明・共産が極めて強いエリアです。

自民党候補は約52,000票を獲得し圧勝したかに見えるものの、都議選で3万票前後の固定票を持つ公明党が本気で動いた上での結果であることを考えると、3万票~が当選ボーダーである本選では黄信号が灯ると思います。

立憲民主党はそもそも基礎票が北区では1万票弱しかなく(2017年都議選時の民進党候補の得票数参照、所属区議も少ない)、そこに都議選で2万5千票前後の基礎票を持つ共産党の分がただ乗っかっている数字に見えます。本選で共産党候補が出ればどうなるでしょうか。

都民ファ候補は、小池百合子選挙カーがほぼ終日フル稼働で北区の中を「セット物」で走り回り、小池知事の得票数が6割を超えた状態でこの結果ですから、約23,000票という数字は明らかに上限中の上限です。

こうした状況の中での、佐藤こと候補の33,903票(得票率22.35%)。

我田引水な分析ではありますが、最強の知事候補とセット物選挙を行った「第三極」候補と分裂した上でここまでの数字が叩き出せたことは、来年の都議本選でトップ当選を目指すに十分な土台が築けたものと思います。

敢えて「トップ当選を目指す」と大言壮語した以上、闘いの歩みを止めるわけにはいきません。

私も明朝から早速佐藤こととともに駅前に立ち、政策を訴えて全力で活動して参ります。

悔しい。でも次は、必ず勝つ。

引き続きご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。個別の御礼は明日以降、順次差し上げたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年7月5日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。