先日のこの記事はよく読まれ、ライブドアニュースでアクセス数1位になった。若い頃、ジャニーズ事務所を受けようと思ってやめた私の写真がデカデカと掲載された。たくさんの方から「こういうのあるよね」という同情の御意見を頂いた。
SUUMOの相談窓口に通報したところ、23日(木)19時45分頃、同サイトを確認したところ、サイトからは消えていた。ほっとするが、1ヶ月にわたり契約済物件が掲載されていた件は問題だろう。もっとも、ネット広告の配信からは消えていないようで。私がネットサーフィン(死語)すると、私の物件が表示されるの巻。
公正取引委員会のサイト経由で、私の物件を載せ続けていた不動産仲介業者と、リクルート住まいカンパニーについて景品表示法違反被疑情報として、報告を行った。2社には対応をしっかりしてほしい。
私自身、元リクルートのトップ営業であり(数回だけ達成率で瞬間風速的に1位になった、これくらいの成績でも名乗っている人がいるので、私も名乗ることにする 嘘ではない)、企画担当としてMVP表彰されたこともあり(事実、1回だけ)、「経営への提言」という企画では入賞したことあるのだが(事実)。実に残念である。
たとえば、カーセンサーなどでは20年くらい前から、オトリ広告を撲滅しようとしており。車台番号が掲載されるようになっている。このような改革に取り組んでもらいたいところだ。なぜ、テクノロジーをウリにする会社なのに、そんなことができないのか。2020年代だぞ。この件、ミニ戸建ブーム、移住ブームなど、コロナと向き合う中で住む場所を見直す動きがある中、同サイトに信頼できない情報が載っているのは看過できない問題である。この件、徹底的に警鐘を乱打するつもりである。
驚愕の「妨害営業」や値引き攻勢 これが信頼を失うダメ営業マンの言動だ(SankeiBiz:拙稿)
この問題だけでなく、今回の買い替えにおいては、まあ、嫌な想いをしてきた。SUUMOから資料請求した不動産仲介会社は営業熱心なのは結構なのだが、モーレツに電話をしてくる会社もあり。それはいいとして。不愉快だったのは、この記事にまとめたが、「営業妨害」ならぬ「妨害営業」をする企業である。
自社物件のメリット紹介や、条件の交渉は手抜き気味で、ひたすら検討している物件の悪口を言うのである。私が真剣に検討し、今回、決定した物件についても、何度もひたすら悪口を言う。建設的な提案や、情報提供の域を超えている。「もう決めました」と伝えたあとも、ひたすら物件の悪口を言われた。こういう仲介業者がSUUMOに載っているのも事実。まあ、載せるのだろうけど。
さらに…。昨日、損害保険の代理店とのアポだったはずなのだが。スケジュールのミスですっぽかされた。住まいの安全を守る会社がスケジュール管理くらいできなくてどうする。
というわけで、コロナと向き合う中で、生き方、働き方を変えたいと思っている人はいるわけで。住まいはその中でも大事な要素なわけで。私達のように都心のミニ戸建(といっても、100平米くらいなので、今の分譲マンションより25平米くらい増えるのだけど)を購入したり、郊外の中古戸建てを購入する人は増えていると報じられており。家を買うという行為を、危険なものにしないためにも、業界をあげて頑張ってもらいたいものだ。
今の物件の引き渡し前に、蛍光灯がキレるの巻。家も、主との別れをわかっているのか。さあ、無事に引っ越せますように。
編集部より:この記事は千葉商科大学准教授、常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年7月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。