7月の東京都知事選で落選した平塚正幸氏が9日、渋谷駅前で「クラスターデモ」と銘打ったイベントを敢行した。新型コロナウイルスへの過剰反応に反発し、マスク着用やソーシャルディスタンス、3密回避などの行動を一切とらないことを訴えるのが狙いで、10回目の開催だという。
しかも、今回はイベント終了後に、山手線に乗って一周する企画も敢行し、コロナに過剰におびえる人たちからばかりでなく、“アンチコロナ脳”の人たちからも非難が噴出。ツイッターのトレンドには「クラスターフェス」が30万件を超える(10日未明)反響を呼び、一大炎上した。ツイッターでは、
小さい赤ちゃんとか子供を連れてる人が参加してるのが謎すぎる…
ただの風邪だったとしても子どもにかかってもいいの…????
風邪だと主張するのもわかった
陰謀だと言うのも勝手だし好きにすればいい
しかし風邪を他人にうつしていい道理は無い
これ最早バイオテロでしょ。
デモはしてもいいが、未知のウイルスに対してこのように動ける彼らは二度と医療従事者の世話にならないで頂きたい。医療従事者は頑張ってるのに、これは余りにも愚行。
などの否定的な意見が圧倒した。
なんというか、極端なんですよね
メディアに煽られて過度に恐れる人もいれば、ただの風邪としてノーマスクデモを行う人もいる
今必要なのは、社会経済活動を行いながらも、個人レベルでの感染症対策を怠らないということでしょう
というように、呆れて見ている人も。
他方、この騒ぎで実害も発生。一部の店舗は、山手線ジャックが従業員の帰宅時間帯にあたることから、閉店時間を繰り上げた。ただ、平塚氏はそれを誇示するように当該店舗のツイッターをリツイートしてもいた。
これには店舗に同情する声も多く、「威力業務妨害で訴えるべき」などと義憤にかられる人もいた。渋谷警察署への問い合わせも続出した模様だ。
検察庁改正法問題が起きた時にnoteの解説記事で注目された“とんふぃ”こと、弁護士の徐東輝氏はツイッターで現行法での対処法を指摘した上で、自由と公共の両立について言及していた。