都知事選で健闘した小野泰輔さんが維新の候補者として来るべき衆議院選挙に立候補するかどうかに注目していたが、マスコミの報道によれば東京第1区から立候補する流れだそうだ。
関西圏では維新の存在感は圧倒的だったが、東京はじめ関東以北ではなかなかその存在感を発揮出来ない状態が長らく続いていたが、昨年の参議院選挙での健闘が少しづつ東京方面での維新の基盤強化に貢献しているようである。
衆議院の解散・総選挙の時期にもよるが、11月1日に大阪都構想についての住民投票が予定通り実施されることになれば、維新にとっては相当強力な追い風が吹くことになる。
目下のところ、維新の中からは何の不協和音も漏れてこないから、選挙戦はやり易いはずである。
そこが、立憲民主党と違う。
新しい立憲民主党はやはり選挙のための寄せ集め政党という基本的体質を克服できないでいるようだから、選挙区調整の過程でどうしても内部から様々な不満の声が外部に洩れてきてしまう。
まあ、選挙は蓋を開けて見るまで分からないところが沢山あるので、今の段階ではあまり断定的な物言いをしない方がいいとは思うが、維新の支持者の皆さんにとって小野泰輔さんの立候補はいいニュースになるはずである。
私のさわやか政治塾に参加されている方にとっても、それなりにプラスになりそうだ。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年9月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。