闇、そしてまた闇。大阪市役所と毎日新聞の結託疑惑は、ついに公文書の隠蔽廃棄まで発覚

音喜多 駿

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

日を追うごとにいろいろな新事実が明らかになっていくのですが、何度か取り上げております住民投票期間中の毎日新聞社と大阪市役所の結託報道問題。

参考過去記事:
あまりにも深すぎる闇。毎日新聞と大阪市役所による「捏造」合作と、共産党の関与疑惑

・毎日新聞は記事が出る前、二度に渡って財政当局の担当者に草稿をチェックしてもらっていた
・にもかかわらず、財政局は記事内容を副市長や市長には一切報告しなかった

ということは前回のブログでもお伝えしましたが、なんと大阪市役所財政局は、この毎日新聞から受領していた草稿(公文書)を意図的に隠蔽廃棄していたことが判明しました。

「都構想」公文書、大阪市が故意に廃棄…議員には存在を隠蔽(読売新聞)

しかも廃棄されたのは市議から資料要求があった後で、休日出勤までして財政局長・部長・課長が謀議しシュレッダー廃棄をされています。

廃棄された資料後半には、「(大阪都構想の)デメリットの目安の一つ」という財政局のコメントが掲載されていたと目されており、この部分を見なかったことにして毎日新聞社との「合作」であることを否定・証拠隠滅するためではないかとも推察されます。

そこまでやるのか…と本当に暗澹たる思いです。

これは森友問題・桜を見る会問題であらゆるメディアが問題視した公文書廃棄・隠蔽問題と同じ行為ですから、今回報道した読売・産経新聞だけではなく、朝日新聞や当事者である毎日新聞も詳細に報じるべきではないでしょうか。

なお、私は森友や桜の問題についても、杜撰な公文書管理の一点については民主主義の根幹を揺るがす大問題として糾弾してきました。

本件については、調査を担当しているくらもと市議(弁護士)のページに詳しく経緯が記されています。

辻よしたか市議(公明党)も指摘するように、住民投票終了から2週間以上が経過をしたにもかかわらず、いまだにピリオドが打てないのは異常事態だと心底思います。

今回の毎日新聞・大阪市役所の共謀疑惑は、今後の国民投票や住民投票に影を落とす、民主主義を揺るがす極めて深刻な事態です。

つくづく後味の悪い住民投票になってしまいましたが、真相解明の行方に注視し、真実と今後に向けた対応を皆さまにお伝えしていきます。

(本件は動画でも取り上げました)

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年11月19日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。