こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。
きょう(11/30)の都議会に提出が予定されている「罰則付き・新型コロナ条例改正案」について、無所属 東京みらいでは、3人ともに反対の立場で意見が一致しました。
まだ正式に提出されていないのですが、現時点で判明している条例案を表にまとめてみると、こんな感じです。
※誤りがあったら申し訳ございません。
それぞれの考え方については、ブログで書いている通りなので、是非お読みいただきたいと思います。
おくざわ高広ブログ↓↓
新型コロナ罰則付き条例案が明らかに・・・
斉藤れいな議員ブログ↓↓
時短要請の検証はやはり行うべき。また、罰則付き条例には反対。
森沢きょうこ議員のブログ↓↓
サンデーみらいTV#15〜検査拒否したら罰則のコロナ条例について…
さらに、サンデーみらいTVでも、考えを語りました。
私たちは、
「検査を信用できない、意味がない」あるいは「コロナはこわくない」といった考えではありません。
検査をしやすくして、早期に発見し、適切な医療や療養につなげることで、感染拡大を防ぎたいと思っています。
後遺症などのリスクや医療現場のひっ迫といった新型コロナの怖さも正しく恐れる必要があると思っています。
そのうえで、
これまで分かってきた科学的知見に基づき、効果的な対策に重点的に力を入れる必要があると考えています。
新型コロナのもたらす経済の悪化や心理的な負担の増大にも目を向けて、バランスをとっていく必要があると考えています。
4月、5月の緊急事態宣言中に実施したアンケート調査によって、生活環境の変化や家庭内のストレスの高まり(特に子供や女性といった弱い立場へ向かっていた)を早い段階からキャッチしていたので、これまでも自粛一辺倒ではない対策の必要性を訴えてきました。
現在は、自殺者数の増加も明らかになっているところであり、罰則という手段を用いて、人の不安をあおるような形で行動変容を迫ることには断固として反対です。
提出する側からすれば、そのようなことは考えていないと反論されるでしょうが、政策や政治家の発するメッセージは、それがどのような影響を及ぼすか想像を働かせなければなりません。
極端な話、自分の発したメッセージで人が死ぬかもしれないというリスクへの責任をとることも覚悟の上かということです。
そのような点で、このような条例案が成立したら解散した方がいい(都議会の存在意義がない)というご意見もありました。
これは重く受け止めなければいけない意見です。
また、もう一つお伝えしておきたいこととして、条例提出会派の議員の中に、この条例案に反対する方々との対話に応じず、反対派の方々が自宅周辺でつきまとうような行為によりトラブルに発展しているという話も出ています。
※私たちにも、警察の方から警戒してほしいという連絡がありました。
私たちにはお手紙やメールでご意見をいただいており、全て目を通しています。
(返事が遅くなり大変申し訳ございませんが、どうぞご理解ください。)
引き続き、ご意見ございましたらご連絡ください。時間が許す限り、対話を続けたいと思います。
ただし、議員の自宅周辺をうろつくような行為は是非おやめいただきたいと思います。
議員にも家族や友人がおり、プライバシーがあります。
対話に応じない議員がいることは遺憾ですが、多くの議員は、ルールとマナーを守ったうえでは、対話を尽くされる方ばかりです。
まずは、お手紙やお電話、メールやSNSでの連絡をお取りいただき、それでも応じてもらえない場合は、個人ではなく、会派(政党)としての考えを聞くように連絡をとっていただければと思います。
無所属 東京みらいでは、私が幹事長という代表者の立場でありますので、会派としての考え方を知りたいということであれば、ご連絡いただきたいと思います(連絡先は下記)。
是非ご意見をお寄せいただけましたら幸いです。
おくざわ高広へのご意見・ご連絡
194-0022 町田市森野2-2-37 長田ビル102号室
TEL:042-710-3281 FAX:042-710-3282
MAIL:[email protected]
編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2020年11月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。